2012年5月26日 (土)

「ハラスメント相談員育成セミナー」開催決定!!
10月2日(火)、3日(水)大阪で

120526blog


今まで「三木啓子のハラスメント相談員セミナー」を半年に1度、延べ5回にわたって実施をしてきました。
遠方からも多くの方が参加してくださり、毎回大変好評でした。セミナーの模様を収録したDVDも企業や大学等でご購入いただき、研修に活用していただいています。

今までのセミナーの参加者から「もっとじっくり深く学びたい」というご要望をたくさんいただきました。講義とロールプレイを通して、ハラスメントの相談の受け方と防止体制についてお伝えしてきました。が、午後の4時間のセミナーということで、どうしても限界がありました。

10月の「相談員育成セミナー」では、2日間にわたって、ハラスメントの相談の受け方、行為者へのヒアリング、防止体制などについて、講義とロールプレイ、ケーススタディなどを取り入れてじっくりと丁寧にお伝えしていきます。

詳細が決まり次第随時ホームページやDMでお伝えしていきたいと思っています。
まずは、日時と会場が決まりましたので、お知らせいたします。

今年度の研修にぜひお役立てください。

====

◆月日: 10月2日(火)、3日(水)(2日間コース)
◆時間: 10:15~16:45 (予定)
◆会場: 大阪産業創造館

===

このブログは、写真とのコラボでお送りしていますが、このスタイルでの更新が100回目となりました。アクセス数は32,000回。
多くの方に読んでいただき、本当に嬉しく思います。ありがとうございます。
これからも、ハラスメントに関する社会の動きや防止体制等について、ホットな情報をお伝えしていきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2012年5月22日 (火)

セクハラ、DVの相談に「クレオ大阪」は不可欠

1220522blog


大阪市(橋下徹市長)は、5月11日に今後3年間に取り組む市制改革プランの素案を発表しました。住民サービスの打ち切りや施設の廃止、補助金のカットなどあまりのひどさに怒りを禁じえません。

とりわけクレオ大阪(大阪市男女共同参画センター)5館の全館廃止は、女性の人権を踏みにじるひどい行為です。

クレオ大阪は、学習や啓発、情報提供、調査研究などに加えて、セクハラやDV、性暴力などの被害にあった女性たちからの相談を長年にわたって受けてきました。

専門の相談員が被害者から相談を受け、情報を提供し、必要に応じて関連機関と連携しながら、被害者に寄り添って解決に向けて、サポートをしてきました。
それは専門的な知識をもった相談員、情報の蓄積、そして関連機関とのネットワークなどがあるからこそできるものです。
被害者があちらこちらの機関をたらい回しにされることなく、クレオ大阪1か所で、必要な支援が受けられることが大事なのです。

国の「第3次男女共同参画基本計画」では、「男女共同参画社会の実現に向けた活動拠点施設の充実」がはっきりと打ち出されており、国の施策にも逆行するプランです。

職場で、地域で、学校で今も多くの女性たちがハラスメントを受けて苦しんでいます。
区役所の相談では、十分な支援はできません。
クレオ大阪を絶対に廃止させてはなりません。

5月29日(火)が、大阪市へのパブリックコメントの締切日です。
大阪市のHPはこちら>>>

2012年5月15日 (火)

パワー・ハラスメントに関するヒアリング調査
対策には研修・教育が重要

120515blog


パワー・ハラスメントに関する調査が発表されました。
労働政策研究・研修機構が行った「職場のいじめ・嫌がらせ、パワー・ハラスメント対策に関する労使ヒアリング調査-予防・解決に向けた労使の取組み-」です。

ハラスメントの取り組みを行っている39組織(使用者17組織、労働組合22組織)にヒアリング調査を行っています。

私は、常々パワー・ハラスメントの原因は、個人の資質・性格だけの問題ではなく、組織にその背景があると言っています。

この調査でも、ハラスメントが発生する背景・原因には、①人員削減・人材不足による過重労働とストレス ②職場のコミュニケーション不足 ③会社からの業績向上圧力・成果主義 ④管理職の多忙・余裕のなさ ⑤管理職に対する教育不足 ⑥就労形態の多様化などがあげられています。

そして、ハラスメントの対策には、①アンケート調査 ②啓発 ③相談窓口の設置・運営 ④研修・教育などが紹介されています。

今回の調査の対象は、ほとんどが1,000人~数万人の大企業です。
中小企業で取組みを進めているところはまだまだ少ないのが現状です。

経営状況が厳しい中で、ハラスメント対策までとても手が回らない、というのが本音なのかもわかりません。
しかしながら、そのような状況だからこそ、しっかりとした取り組みが必要なのではないでしょうか。

メンタルヘルス問題や従業員の退職の背景には、職場の人間関係やハラスメントが大きく関わっています。
健康に働き続けられる職場環境を整えることが、業績のアップにもつながっていくのではないでしょうか。

アトリエエムでは、組織の実態やご要望に応じてセミナー(研修)や相談窓口の整備など様々な取り組みをサポートしています。
お気軽にご相談ください。

団体研修(講師派遣)のご案内はこちら>>>

2012年5月 6日 (日)

『鵜の目 弐ひゃく』
 鵜久森典妙 写真展 プラス

120506blog


今年も鵜久森典妙(うくもり のりたえ)さんの写真展を観にいきました。
会場はおなじみの神戸・平野の「ぎゃらりぃ侑香」。
「平清盛ゆかりの郷」ということで、沿道には赤いのぼりが、たくさんはためいていました。

写真展の今回のテーマは「鵜の目 弐ひゃく」。
鵜の目鷹の目と言いますが、まさに視点がユニークで、どれもとても面白い写真ばかりです。
一枚一枚見ていると、不思議な世界に吸い込まれるようで、時間が経つのも忘れてしまうほどでした。

映画プロデューサーの鵜久森さんは、医療や環境問題をテーマにしたドキュメンタリーを長年にわたって製作しています。
最新作の映画「もういいかい ~ハンセン病と三つの法律~」が5月20日(日)に大阪で上映されます。
こちらもぜひご覧ください。

=====

「もういいかい ~ハンセン病と三つの法律~」 完成披露特別上映会

◆日時:5月20日(日) ①14:00(一回上映)
◆会場:大阪市立阿倍野区民センター 大ホール
◆参加費:1,000円(中学生以上)
◆連絡先:大阪映画センター TEL 06-6719-2233

詳細は「もういいかいのブログ」をご覧ください>>>

====

『鵜の目 弐ひゃく』 鵜久森典妙 写真展 プラス

■日時:5月1日(火)から21日(月)11時から18時(日曜日は休み)
■会場:いちばぎゃらりぃ侑香(TEL:078ー361ー5055)
神戸市兵庫区神田町38の22
■アクセス:JR三ノ宮駅より神戸市バス7系統乗車、
JR神戸駅より7、9、110系統乗車、
「平野市場前」バス停下車(バス道東へ100m)

*写真展が紹介されている神戸新聞(5月15日)は「120515-kobeshinbun.pdf」をダウンロード

2012年4月20日 (金)

AMニュース vol.7 発行
人材の育成にはハラスメント研修を!

120420blog


「AMニュース」は、皆さまのお手元に届きましたでしょうか。
ハラスメントに関する情報満載のアトリエエムの瓦版です。

1年に4回、郵便で皆さまにお届けしていますが、4月発行のvol.7の特集は「新入社員の研修」。

人材の育成には、人権啓発研修、特にセクハラ、パワハラなどのハラスメントセミナーは欠かせません。

アトリエエムのセミナーは、講義に加えてロールプレイ、ワークショップ、グループディスカッション等で構成。人権問題の基礎からハラスメントの防止までをわかりやすく解説、幅広い知識を身に着けることができます。

ハラスメントは上司から部下に対して行われるといったイメージが強いのですが、同僚間、先輩から後輩、正社員から非正社員など、さまざまな関係の中でおこります。
AMニュースでは、新入社員などの若手社員を対象に、コミュニケーションやメンタルヘルスなども組み入れてのオリジナルプログラムをご提案しています。

また、毎回ご好評の「三木啓子のアンテナ」コーナー。
このコーナーでは、ハラスメントの時事問題について三木が解説をしていますが、vol.7では、厚生労働省が公表したパワハラの定義を分析、さらに新たな提言をしています。

今年度のハラスメント防止の取り組みに、AMニュースの記事をぜひお役立てください。

AMニュースをご覧になりたい方は、アトリエエムまでお気軽にお問い合わせください。すぐにお送りします。
お問い合わせはこちら>>>

セミナー(団体研修)のページはこちら>>>

2012年4月14日 (土)

グループセミナー
New Program 開発!

120414blog


私は、企業や行政機関、教育機関等で数多くのハラスメントセミナー(研修)を行っています。

そこでよく寄せられる声。

・本人は自覚をしていないが、ハラスメント行為をしている人がいる。研修で自分の言動に気づかせたい。
・ハラスメント防止の取り組みを進めている。組織の問題点と課題を明確にしたい。
・ハラスメントの行為者に再発防止のための研修を受けさせたい。

このような皆さんのご要望にお応えして、新しく「グループセミナー」のプログラムを開発しました。

このセミナーは、グループ(3~5人)で、1回につき1時間、4回にわたって実施。
事例をもとにしたディスカッションを通して問題点を共有し、ハラスメントを深く理解します。
そして、ハラスメント防止の取り組みを進めるための組織の課題を明確にしていく、というものです。

今年度の研修にぜひ「グループセミナー」をご活用ください!

詳細はお気軽にお問合せください。

グループセミナーのチラシはこちら>>>

研修のページはこちら>>>

2012年3月30日 (金)

DVD新発売!
5巻セットの最終章完成!

120330blog_2


好評発売中の「三木啓子のハラスメント相談員セミナー」シリーズに、vol.5のファイナルが仲間入りしました!

この5巻シリーズは、ハラスメントの基礎、メンタルヘルスへの対応、ガイドラインの作成、行為者へのヒアリング、ハラスメント防止5カ条など、それぞれハラスメント防止の取り組みに欠かせない重要なテーマにもとづいて製作しています。

管理職、相談員等の研修からガイドライン(防止指針)の作成まで、多様なニーズにお応えできるDVDです。

今回のvol.5は、2012年1月の三木啓子のセミ ナーを収録、パワーポイントの資料を挿入して、わかりやすく編集したものです。

厚生労働省から出されたパワー・ハラスメントの定義、精神障害の労災認定の基準など国の動向について、先進的な海外の法制度と対比させながら説明。
また、ハラスメントの相談を受ける時に必要な傾聴のスキルや「学習性無力感」を伴う相談者の心理、行為者に対するヒアリングやガイドライン作成の留意点などについて、丁寧に解説しています。

ハラスメント防止の取り組みにぜひDVDをご活用ください!

=====

「三木啓子のハラスメント相談員セミナー」シリーズ

最新作!vol.5 ハラスメント防止5ヵ条
「知っておきたい!相談体制と防止対策」

vol.4 行為者へのヒアリング
「解決に向けた相談体制から防止対策まで」

vol.3 ガイドラインの作成
「適切な相談対応から防止対策まで」

vol.2 メンタルヘルス対応
「相談員に求められるメンタルヘルスの知識と相談対応」

vol.1 ハラスメントの基礎から
「企業の緊急課題であるパワハラ・セクハラへの対応」

=====

「三木啓子のハラスメント相談員セミナー vol.5」DVDのチラシはこちら>>

DVDの詳細はこちら>>

HPのサンプル映像もぜひご覧ください。

2012年3月19日 (月)

全ての労働者を、あらゆるパワハラから守る組織を

120319blog_2


厚生労働省の「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議」は「職場のパワーハラスメントの予防・解決に向けた提言取りまとめ」を3月15日(木)に公表しました。
2月4日の三木のブログでお伝えした内容に、参集者(委員)のメッセージが追加されたもので、ほとんど変更はありません。

今回、国が一定の定義と防止対策を示したことは、遅まきながらも若干の前進とはいえるでしょう。
しかし私は、この提言にはまだ多くの課題があると思います。

主には以下の4点です。

1、あいまいな定義

パワハラにあたるかどうかは職場によって異なる場合もあり、各職場で話し合い、認識を共有すべきである、とあいまいな定義になっています。本来、指導とは「相手の能力を引き出すこと」でああり、恐怖心を与えて相手の「人格を否定する言動」はパワハラである、と定義するべきではないでしょうか。
そして上司が部下に対して職場の実態に応じた適正な指導ができるように、しっかりと研修を積み重ねていくことも必要だと思います。

2、組織外からのパワハラ

定義には、パワハラの行為者が同じ職場の人ではない場合も含む必要があります。
取引先、関連企業、乗客、利用者、患者等から不当な要求や嫌がらせを受けたとの相談が、アトリエエムにも数多く寄せられています。

3、非正規労働者へのパワハラ

派遣社員等の直接雇用ではない労働者が受けるパワハラに対して、どの組織が対応するのか-派遣先なのか、派遣元なのか、両者なのか-という責任の所在が非常に不明確だと思います。

4、行政の責任

労働局や都道府県の相談やあっせん制度を充実させて、パワハラを放置している事業所への指導等を強化することも必要でしょう。

****

パワハラの防止を進めるうえで一番重要なことは、「自分たちの組織の全ての労働者をあらゆるパワハラから守る」という意識を組織のトップが持つ事ではないでしょうか。

全ての労働者が安心して働ける職場環境をつくるためにガイドラインを各職場で早急に制定すると同時に、意識を高めるために、研修を繰り返し行うことも重要だと思います。

====

セミナー(研修)等のお問い合わせはこちら>>>

====

2012年3月 3日 (土)

映画 「もういいかい~ハンセン病と三つの法律~」

120303blog


「そこは療養所ではなく、収容所のようだった」
映画の冒頭で語る宇佐美治さんの言葉に、私は大きなショックを受けました。
宇佐美さんは、国立のハンセン病療養所である長島愛生園の入所者です。

実は、この映画の製作中に高橋一郎監督から、ハンセン病問題を「ハラスメント」ととらえることができるのではないだろうか、という質問を受けていました。
3年の歳月をかけてこのほど完成との連絡を受けて、先日開催された試写会に行きました。

映画は、三つの法律のもとで国が何を行ってきたのかを、多くの人たちの証言を基に検証しています。
国によるハンセン病患者に対する「絶対隔離、絶滅政策」のもとで、断種、堕胎、過酷な労働、懲戒検束など想像を絶することが、療養所内で平然と行われていたことに、大きな衝撃を受けました。
これこそ、国策のもとに行われてきた「国によるハラスメント」ともいえるでしょう。

特に女性たちの証言には、ショックと共に強い怒りを感じました。
療養所に入所するときには、他の大勢の男性入所者の目の前で、素っ裸で消毒をされるのです。
そして、療養所内で結婚をすれば、しきりも何もない12畳の部屋で、夫婦4組が共に暮らす異様な生活。
妊娠をしたら、強制堕胎、子どもが産まれたら、嬰児殺し。
そこでは、女性たちの意思も人権も全てが奪いとられているのです。
まさに女性に対する暴力です。

映画の中で語られる事は、ほとんどが知らないことばかりでした。
決して過去の物語りでもなく、知らなかった、で済まされる問題ではないと思いました。

ハンセン病に対する「偏見と差別」をもたらしたのは一体誰だったのでしょうか。
国なのか、国の情報を鵜呑みにした人たちだったのか、真実を知ろうとしなかった私たちなのか、をしっかりと考えなければならないと思いました。

映画の中で語られる「もういいかい」の言葉が、胸に鋭く突き刺さりました。

この映画をぜひご覧ください。

======

詳細は「もういいかいのブログ」をご覧ください>>>

「もういいかい」映画製作委員会のサイトはこちら>>>

「もういいかい」の公式チラシ
表面はこちら「mouiikai-chirasshi-omote.pdf」をダウンロード

裏面はこちら「mouiikai-chirasshi-ura.pdf」をダウンロード

=====

<完成披露特別上映会>

【兵庫県立美術館 ミュージアムホール】
3月24日(土) ①10:30 ②14:00
3月25日(日) ①14:00
連絡先 078-331-6100:「もういいかい」映画製作委員会(兵庫県映画センター内)
チラシはこちら「120324-mouiikai-joueikai.pdf」をダウンロード

【(兵庫県)尼崎市女性センター・トレピエ】
4月21日(土) ①10:30 ②14:00  
連絡先 078-331-6100:「もういいかい」映画製作委員会(兵庫県映画センター内)
チラシはこちら「120421-mouiikai-joueikai.pdf」をダウンロード

【(兵庫県)尼崎労働福祉会館 中ホール】
4月22日(日) ①10:30 ②14:00  
連絡先 078-331-6100:「もういいかい」映画製作委員会(兵庫県映画センター内)
チラシはこちら「120422-mouiikai-joueikai.pdf」をダウンロード

【大阪市立阿倍野区民センター 大ホール】
5月20日(日) ①14:00(一回上映)
連絡先 06-6719-2233:大阪映画センター
チラシはこちら「120520-mouiikai-joueikai.pdf」をダウンロード

参加費:いずれも1,000円(中学生以上)

=====

2012年2月26日 (日)

大阪市に事務所を移転します

120226blog


厚生労働省から、パワー・ハラスメントに関する報告書が1月30日に発表されました。
ハラスメント防止の取り組みは、今後はすべての組織において、ますます重要になってきます。

みなさまのあらゆるご要望にさらに迅速に、的確にお応えできるように、アトリエエムの事務所を大阪市西区に移転いたします。

また、三木啓子のE-mailアドレスも変更いたします。
三木へのご連絡は、まずは下記のinfoのアドレスにお送りくださいますようお願いいたします。

お手数をおかけしますが、名簿等のご変更もよろしくお願いいたします。

ハラスメントセミナー(研修)やガイドラインの作成、相談窓口の委託等、何でもお気軽にお問い合わせください。

今後ともどうぞよろしくお願い申しあげます。

=====

2012年3月14日(水)から新事務所での業務を開始します。
*3月13日(火)は臨時休業とさせていただきます。

【新事務所】
〒550-0002  大阪市西区江戸堀1-4-27-401
TEL 06-4256-8836   FAX 06-4256-8837
E-mail: info@atelierm.co.jp ※@を半角@にしてください 
http://www.atelierm.co.jp/ 

*E-mail、HPは変更ございません。
*アクセス : 地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅すぐ

=====
セミナー(研修)等のお問い合わせはこちら>>>

2012年2月 4日 (土)

厚労省が職場のパワハラを定義 6類型

120204blog_2


厚生労働省のワーキンググループは、1月30日に報告書を取りまとめ、パワハラの定義などについて次の6つの類型を示しました。
(1)身体的な攻撃 (2)精神的な攻撃 (3)人間関係からの切り離し (4)過大な要求 (5)過小な要求 (6)個の侵害

報告書の内容については、まだ不十分な点も多いとはいえ、国が一定の定義を示したこと、さらには労使や行政に対して、防止の取り組みをすすめるようにと言及したことは、若干の前進であるといえるでしょう。

今回の報告書で強調されているのが、「同僚間」や「部下から上司」のパワハラです。そのような事例ももちろんあるのですが、現場で実際に多く起きているのは、やはり上司から部下へのパワハラであり、そしてさらに深刻なのが、正社員から非正社員へのパワハラなのです。

今後企業や自治体には、実態調査の実施、ガイドラインの策定、研修、などより具体的な取り組みを早急に進めることが求められます。

アトリエエムでは、パワハラ防止に関するアドバイスやサポートも行っています。
詳細はお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら>>>

厚生労働省の報告書はこちら>>>

2012年1月28日 (土)

知っておきたい!相談対応と防止対策

120128blog


今回も東京や岐阜、福岡など遠方の方からもたくさんお申込みをいただいた「三木啓子のハラスメント相談員セミナー vol.5」。

参加者の方たちはとても熱心に取り組んでおられて、定員を上回ったセミナーは大変熱気あふれるものとなりました。
三木啓子のセミナーへの参加は、3回目、4回目という方もおられて、アトリエエムのセミナーに対する評価の高さを嬉しく思います。

「とても中身の濃いセミナーでした。ロールプレイを通じて、相談員としての対応の難しさを改めて実感しました。」
「講義とロールプレイの配分がよく、充実したセミナーでした。同時に、予防が一番大事という事も再認識しました」
「自分の会社の課題が明確になりました。特にガイドライン作成は、早急に着手したいと思います。」
などの感想を寄せていただきました。

また今回は、「再発防止」の観点から、「行為者への研修・指導」についてお伝えしたことも、とても参考になったようでした。

このセミナーを収録したDVD「三木啓子のハラスメント相談員セミナー vol.5」は近日中に製作する予定です。今回参加できなかった方は、DVDをぜひご活用いただければと思います。

今までに製作したDVD「三木啓子のハラスメント相談員セミナー」シリーズも大変ご好評で、色々な職場で研修に活用されています。

今後も引き続き、相談員のスキルアップが図れるようなより充実したセミナーを実施していきたいと思います。

DVDとポケット冊子の詳細はこちら>>>

団体研修(講師派遣)のお問い合わせはこちら>>>

2012年1月22日 (日)

「ハラスメント相談員セミナー vol.5」 残席わずかです!

120122blog_2


1月27日(金)の「三木啓子のハラスメント相談員セミナーvol.5」の開催まであと数日となりました。

今回のセミナーでは、相談の受け方に加えて、EUの先進的な取り組みや、日本の厚生労働省の動きなどもお伝えします。

昨年末、12月26日にはようやく「精神障害の労災認定の基準」が策定、各都道府県労働局長宛に通達が出されました。
「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議・ワーキンググループ」からも報告書案が出されています。
又、メンタルヘルスの対策強化を含んだ「労働安全衛生法の一部改正」は国会で継続審議となっています。

これらの解説も盛り込みながら、職場でハラスメント防止をどのように進めていけばよいのかということを具体的にお伝えします。

すでに多くの方からお申込みをいただいており、残席わずかとなりました。
お申込みはお早目にどうぞ。

====

<三木啓子のハラスメント相談員セミナーvol.5>

●日時:2012年 1月27日(金) 12:30~16:30
●会場:大阪産業創造館 5階 研修室AB  大阪市中央区本町1-4-5
●講師:三木 啓子 (アトリエエム株式会社代表取締役 産業カウンセラー)
●参加対象:ハラスメント相談窓口担当者、人事・総務担当者、CSR担当者等
●参加費:9,000円(税込)
●定員:30人(先着順)
●主催:アトリエエム株式会社

「三木啓子のハラスメント相談員セミナーvol.5」お申込み、詳細はこちら>>>

2012年1月17日 (火)

6,434人

120117blog


1月17日を迎えました。阪神・淡路大震災から17年。
毎年、1月17日の早朝にはブログを更新していました。
でもなぜか、今朝はパソコンに向かっても文章が書けなかったのです。

新聞やテレビでは、ここ数日間は例年通り震災の特集が組まれていました。
今年は特に3月11日の東日本大震災とのつながりを強調する記事が多く見られました。

でも、それだけで終わってしまっていいのだろうか、という思いがこみあげてくるのです。

東北地方の復興は、ボランティアやNPOに依存している部分がとても大きくて、国の施策はあまりにもお粗末と言えるのではないでしょうか。

私たちは、17年前に奪われた6,434人の命を決して忘れてはならないと思います。

同時に、その教訓をしっかりと生かしていかなければならないとも思うのです。

2012年1月 1日 (日)

謹賀新年

120101blog_3


明けましておめでとうございます。

旧年中は色々とお世話になりまして、本当にありがとうございました。

「ハラスメントのない豊かな職場環境づくりのサポート」をテーマに、今年もニーズに応じた多様なプログラムをご提供していきます。

本年も何卒よろしくお願い申しあげます。

昨年は、仕事の合間をぬって演劇やダンス、落語、美術展、ジョギングなども楽しみました。
様々な文化に触れることによって、心も体もリフレッシュでき、より一層仕事に集中して取り組むことができるように思います。

映画はドキュメンタリーも含めて、新旧併せて30本ほど観ました。

その中でも特に印象に残ったのが、次の5本です。

◇「木漏れ日の家で」/監督:ドロタ・ケンジェルザヴスカ(ポーランド)

◇「ウィンターズ・ボーン」/監督:デブラ・グラニック(アメリカ)

◇「わたしを離さないで」/監督:マーク・ロマネク(イギリス)

◇「ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路」/監督:ルネ・フェレ(フランス)

◇「無言歌」/監督:ワン・ビン(香港・フランス・ベルギー合作)


2011年12月31日 (土)

無題

111231blog


2011年が間もなく過ぎ去ろうとしています。


今年は、大地震、津波、原発事故と本当に大変な、悲しい年でした。


今なお大勢の人たちが不安で辛い日々を過ごしておられることに、胸が痛みます。


同時に、大きな怒りと憤りを感じます。


復興は遅々として進まず、政治は空転し、メディアは本当に大事な事は伝えず、そして、危険な原発を今なお稼働させていることに。


私たちは、次の世代にどんな世界を手渡そうとしているのでしょうか。


遅まきながら今こそ、しっかりと考えなければならないと思います。

2011年12月25日 (日)

パワハラの予防には研修とガイドラインの制定が重要

111225blog


厚生労働省から「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議 ワーキング・グループ」の報告書(案)が発表されました。

職場でのいじめやパワー・ハラスメントの実態を認識して、予防・解決のためには、行政機関と各職場での取り組みが必要である、と遅まきながら国もようやく動きだしというところです。

予防のためには「ガイドラインの作成、実態の把握、研修」などが必要である、と提案しています。
これらについては、私は以前からより具体的に提唱してきました。そして、さらに重要な事は「セカンドハラスメント(二次被害)の防止」も盛り込んでいくことだと。

日本ではやっと動き出したパワー・ハラスメントへの対応ですが、海外では法律でしっかりと規制している国も数多くあります。
先日開催された講演会で、海外-とりわけEU諸国の最新の状況を滋賀大学の大和田敢太教授からお聴きしました。
ベルギーでは、単独法として、暴力、セクシュアルハラスメント、モラルハラスメントを規制しています。顧客など職場の外部からの暴力に対しても会社は対応をしなければならないとも定められています。
まさに日本とは雲泥の差です。

1月27日(金)の「三木啓子のハラスメント相談員セミナーvol.5」では、海外や日本の動きも視野に入れながら、職場でパワー・ハラスメント防止をどのように進めていけばよいのかということも具体的にお伝えします。

定員まであとわずか。お申込みはお早目にどうぞ。

「三木啓子のハラスメント相談員セミナーvol.5」はこちら>>>

2011年12月10日 (土)

「合意」は教員と学生間では成立しない

111210blog


「納得いかない。合意だった」と容疑を否認している内柴正人容疑者。
九州看護福祉大学の柔道部の遠征で、女性部員に対する準強姦の疑いで逮捕された内柴容疑者のこの言葉に、強い憤りを感じます。

そもそも、教員と学生、コーチと選手の間で「対等な関係」はありえないのです。圧倒的な力の差があるのですから。「対等な関係」でなければ「合意」も成立しません。それは相手が成人、未成年に関わらず、また、飲酒をしている、いないにも関わらず、です。

また大学は、この事件以前に色々な噂や兆候があったにも関わらず、適切な対応がとれていなかった、という事も大きな問題です。

今大学が総力をあげて取り組まなければならないのは、被害者の保護です。被害を受けた女子学生の苦しみを考えると胸が痛みます。

ハラスメントをきちんと認識している専門家が、被害者を常時サポートできるように体制を整えることが大切です。
今後、裁判や証言などでセカンドハラスメント(二次被害)を受けないか、ということも心配です。メディアも含めた大学内外の噂や中傷からも、被害者を絶対に守らなければなりません。

大学は、今回の事件がたまたま起こったのではなく、大学にそのような体質が以前からあったのだという事を真摯に受け止めなければならないと思います。
そして、再発防止に努めなければならないのは言うまでもありません。

2011年11月28日 (月)

より深刻な教員から学生へのセクハラ、アカハラ

111128blog


教育機関(大学・小中高校等)からのハラスメントセミナーの依頼が増えています。

全国各地で、教員の処分が連日のように報道されています。教員間のハラスメントももちろん大きな問題ですが、より深刻なのが、教員から学生・生徒・児童へのハラスメント-セクハラ、アカハラです。


「『「イヤだったら、イヤと言っていいよ』」と言ったけれど、「『イヤ』」だと言わなかったから不快に感じているとは思わなかった。コミュニケーションのつもりだった」と泰然と言う教員。そもそも、生徒達が教員に対して、不快だという意思表示ができるわけがない、と思うべきです。圧倒的な「力」の差があるのですから。またそのようにことわらなければならない言動自体が「コミュニケーション」とは言えるものではない、ということも認識する必要があります。教員は、自分の「力」にあまりにも無自覚であると言えます。

大学や教育委員会は、教員に対して、パンフレットを配布して終わり、ではなく今こそハラスメント防止に対してしっかりと取り組むことが必要です。まずは、実効的なハラスメント防止セミナー(研修)に全教員が参加することから始まります。ハラスメントに対して認識の甘い教員ほど、「自分は大丈夫」とたかをくくってセミナーには参加しないのですから。

先日11月18日(金)には、静岡県で全県立高校のハラスメント相談員(教員)を対象にしたセミナーをロールプレイも交えて行いました。その模様が、新聞やテレビなどで報じられています。

11月19日(土)の静岡新聞はこちら>>>

その他のメディアはこちら>>>

2011年11月11日 (金)

「モンスター上司」

111111blog_2


「パワハラ、セクハラ、バカハラ~立ち上がれ、世界中の部下よ!~」のチラシの言葉に誘われてアメリカ映画「モンスター上司」(監督/セス・ゴードン)を観に行きました。

本来ならそんなひどい上司にはさっさと見切りをつけて、転職をしたい3人でしたが、リーマンショックで不景気な世の中、転職もままならずやむを得ず見つけた解決策は、上司を抹殺してしまうこと。
あまにりもドタバタコメディすぎてちょっと残念、というのが正直な感想です。


もう一つのアメリカ映画は「ウィンターズ・ボーン(WINTER'S BONE)」(監督/デブラ・グラニック)。
ミズーリ州の田舎で暮らす17歳の少女・リーの生活とあり様が、丁寧に描かれていてとても良かった。
幼い弟と妹、病気の母との貧しい貧しい生活。村には仕事もなく、お金を得るためにやむなく軍隊に入ろうとさえ考えるリー。


どちらの映画にも共通しているのが、ドラッグ、暴力、銃、そしてハラスメントが生活のごく身近にあるということ。
一部の富める人と大勢の貧しい人々の生活。
アメリカの現状が描かれているのだと思いました。

2011年11月 5日 (土)

青鞜から100年、世界で98位

111105blog_2


「原始、女性は実に太陽であった。真正の人であった。」と平塚らいてう(らいちょう)が「青鞜(せいとう)」を創刊したのが100年前の1911年9月。

リバティおおさか(大阪人権博物館)で開催されている「モダンガールズ 青鞜の時代」展を私が訪れたのは10月30日、大阪マラソンの日でした。
沿道では大勢の人がランナーに声援を送っていましたが、それにひきかえ青鞜展の会場はひっそりとしていたのが、とても残念でした。

自分の意見を言う、という基本的な「人」としての権利が女性には全く認められていなかった時代に、自分の意見をしっかりと主張し、母性保護や経済的自立について論争をした平塚らいてうや与謝野晶子、山川菊栄たち。

その論争が全く色褪せることがないほど、100年経っても日本の社会は変わっていないように思います。
法的には整備されてきた部分もありますが、実際には多くの女性たちが仕事と育児のはざ間で悩み、ハラスメントやDVで苦しんでいます。

11月1日に世界経済フォーラムが発表した「男女格差報告」では、日本は135カ国中、98位、昨年よりもさらに悪くなっているというお粗末な現状。

女性、男性という性別で分けるのではなく、誰もが「人」としての権利が守られる社会であるべきだと思うのです。

2011年10月23日 (日)

「同僚とのトラブル」は心理的負荷の強度が「中」に

111023blog


厚生労働省では1年間にわたって「精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会」を開催してきました。10月21日(金)の第10回検討会では、発症のきっかけとなった具体的な事例を盛り込んで、基準を明確化するように求める報告書をまとめました。今年度内に新基準を実施する方針です。

ハラスメントに関する項目では、「対人関係のトラブル」の類型の中で「同僚とのトラブルがあった」が心理的負荷の強度が「弱」から「中」に引き上げられました。

また、セクシュアルハラスメントは、「対人関係のトラブル」から独立した項目として、段階ごとに負荷の内容を例示しています。

内容的にはまだまだ不十分な部分が数多くありますが、労災認定の審査期間を短縮するなども含めて、若干の改善ではあるかとも思います。

さらに、長時間労働について初めて具体的な時間数を示しています。1か月に80時間以上の時間外労働は心理的負荷を「中」、160時間以上を「強」とするなどです。

そもそも4週間の法定労働時間が概ね160時間ですから、それに加えて160時間の時間外労働など、決してあってはならない数字とも言えます。長時間労働の背景には、必ずと言っていいほど、パワハラも存在しているのです。

またここでしっかりと考えておかなければならないのが、いずれもうつ病などの「精神障害」を発病したことに対しての基準だということです。
どの職場においても、誰もが健康に働くためには、まずはハラスメントのない職場環境が重要である、というのは言うまでもありません。
そのためには、従業員に対するハラスメント防止セミナー(研修)が必要なのです。

ハラスメントについては、アトリエエムにお気軽にご相談ください。

ハラスメント防止セミナー(団体研修)はこちら>>>

「三木啓子のハラスメント相談員セミナーvol.5」はこちら>>>

厚生労働省の専門検討会の報告書はこちら>>>

2011年10月 9日 (日)

「国によるハラスメント」 強制隔離・強制堕胎

111009blog

玉城しげさんのお話しを、兵庫県の尼崎市内でお聴きしました。

玉城さんは93歳、ハンセン病の元患者で、鹿児島県の国立療養所星塚敬愛園で暮らしています。
20歳の時に突然、療養所に強制的に隔離されました。

そこは、療養所とは名ばかりで、玉城さんたちは「座敷豚」と呼ばれ、ほとんど治療も受けることなく重労働を強いられ、病状はますます悪化。
しきりもカーテンも何もない12畳の部屋で、夫婦4組が共に暮らす異様な生活。
子どもを産むことは許されず、男性は断種手術、女性は強制堕胎。
療養所での生活は信じられないような、本当に酷い非人間的なものでした。

玉城さんは、妊娠7か月で強制堕胎をさせられました。数日後対面した我が子は、瓶の中でホルマリンに漬けられていたのです。

車椅子から立ち上がり、振り絞るように話される玉城さんの声には、怒りと悲しみが込められていました。

こんな酷いことが、国の政策として合法的に歴然と行われてきていたのです。まさに「国によるハラスメント」ともいえるでしょう。
治療ではなく、「終生絶対隔離(絶滅政策)」という政策の根拠となる「らい予防法」が廃止されたのは、わずか数年前、1996年のことです。
法律の廃止後も、差別や偏見によって、元患者の方たちは様々な迫害を受けています。

差別や偏見を生み出してきた根底にあるのが、法律であり、国策だったということを私たちは今こそしっかりと考えなければならないと思います。
決して過去の話ではないのです。

2011年9月24日 (土)

「いじめの円卓会議」実効的な提言を

110924blog

昨年度、全国の労働局には4万件もの「職場でのいじめや嫌がらせ、パワハラ」の相談が寄せられました。相談件数の増加やパワハラに対する社会的な関心の高まりを受けて、厚生労働省では、専門家による「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議」を7月8日(金)に立ち上げました。まずは、いじめの実態把握と定義を定めることを目的として、提言をまとめる予定です。

「円卓会議」の下に「ワーキング・グループ」を設置して、提言に向けた論点整理など、必要な作業を行うことになりました。1回目の会議が開かれたのは、円卓会議直後の7月11日(月)でした。

ワーキング・グループの会議は、一部の資料は開示されていますが、傍聴ができない「非公開」となっています。例えば、被害者のプライバシーに関することなどが話し合われる場合などには、その時のみ非公開ということも必要だとは思います。
しかしながら、そうでなければこのような会議は原則「公開」とするべきだと思います。

一部の企業の事だけでなく、様々な職場での実態を正しく把握して、しっかりと議論し、実効的な提言がなされることが重要です。

海外では、いじめの国際会議の開催や、フランスやベルギーのように、職場のいじめを規制する法律を制定するなどの取り組みがなされています。日本でも早急に、パワハラ防止の法整備への取り組みを進めなければなりません。

各企業(事業所)では、国の提言を待つまでもなく、セミナー(研修)をしっかりと行い、ガイドラインの制定や相談窓口の整備などの取り組みを迅速に進めていくことが必要でしょう。

上記の会議の議事録等は、厚生労働省のHPにアップされていますが、とてもわかりにくいです。ページへのアクセスは下記のとおりです。

厚生労働省のHP
→「厚生労働省からのご案内」の「政策について」の「審議会・研究会等」
→「上記以外の検討会、研究会等」の「労働基準局」
→1番下の「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議」並びに「「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議ワーキング・グループ」

円卓会議のページはこちら>>>


2011年9月 4日 (日)

DVD新発売!「行為者へのヒアリング」

110904blog


お待たせしました!半年ぶりに新しいDVDをお届けします。

このDVD「解決に向けた相談体制から防止対策まで」では、カウンセリングマインドを持って相談を受けることの重要性や最新の事例・判例、行為者へのヒアリングやガイドライン作成等について丁寧に解説しています。
また、社会的勢力を背景としたハラスメントの問題性や、学習性無力感を伴う相談者の心理などについてもお伝えしています。

相談の受け方、行為者へのヒアリング、メンタルヘルス、最新の判例などについて丁寧に解説している「三木啓子のハラスメント相談員セミナー」は毎回とても好評です。
それらのセミナーを収録、パワーポイントの資料も挿入してわかりやすく編集したものです。

今回はハラスメントシリーズの第4作目。4作のDVDにはそれぞれ特徴があります。
管理職、相談員、従業員のハラスメント研修など、ニーズに応じて活用ください。

=====

最新作!vol.4 行為者へのヒアリング
「解決に向けた相談体制から防止対策まで」

vol.3-ガイドラインの作成
「適切な相談対応から防止対策まで」

vol.2-メンタルヘルス対応
「相談員に求められるメンタルヘルスの知識と相談対応」

vol.1-ハラスメントの基礎から
「企業の緊急課題であるパワハラ・セクハラへの対応」

=====

「三木啓子のハラスメント相談員セミナー」DVDのチラシはこちら>>

DVDの詳細はこちら>>

HPのサンプル映像もぜひご覧ください。

2011年8月13日 (土)

「行為者への処分は無効」という判決

110813blog_2


ハラスメントの行為者の処分に関して、大変重要な判決が出されました。

1つ目は京都市に対する判決です。

複数の女性職員へのセクハラ発言やタクシーチケットの不正流用などがあったとして、京都市は男性職員を懲戒免職としました。
ところが、男性職員がこの処分を不服として京都市に対して、処分取り消しを求めて提訴。一審の京都地裁は、処分は妥当との判決。
男性職員は不服として控訴、二審の大阪高裁は、懲戒免職は重すぎるとして、処分を取り消す判決を出しました。(大阪高裁/2010年8月26日)(京都市が上告)

2つ目は京都教育大学に対する判決です。

女子学生に対して、集団での性的暴行があったとして、京都教育大学は6人の男子学生を無期停学の処分としました。
このうち、4人の男子学生が、この処分を不服として大学に対して、処分取り消しを求めて提訴、京都地裁は、処分は無効との判決を出しました。(京都地裁/2011年7月15日)(京都教育大学が控訴)

私は、どちらも納得のいかない判決であると思います。

しかし、ここで大事な点は、どちらの判決も行為者に十分な弁明の機会が与えられなかった、と判断している点です。
ハラスメントの対応においては、行為者へのヒアリングや処分を決定するときのプロセスが大変重要であるということです。

ハラスメントが起こったとき一番大切なことは、まずは被害者の心身の保護です。
加えて、行為者への対応も非常に重要となります。
被害者をサポートしている人とは、別の人が行為者を担当することが必要です。
ハラスメントへの対応は、迅速さが重要ですが、行為者と被害者の主張は食い違うことも多く、ヒアリングでは慎重な対応が要求されます。
適切に対応できる体制を日頃から整備しておくことが重要だといえるでしょう。

ハラスメントへの対応は、想像以上に多大な労力を要します。
だからこそ、一番大切なのが、日頃からハラスメントを起こさせない「防止」に努めることは言うまでもありません。

ハラスメント防止セミナー(団体研修)はこちら>>>

2011年7月30日 (土)

1月27日(金)「相談員セミナーvol.5」開催決定!

110730blog


6月24日の「三木啓子のハラスメント相談員セミナーvol.4」は大変ご好評でした。
実施後すぐに、多くの方から次回のセミナーのお問い合わせをいただきました。

次回のセミナーの開催が決定いたしました。ぜひご参加ください。

<三木啓子のハラスメント相談員セミナーvol.5>

●日時:2012年 1月27日(金) 12:30~16:30
●会場:大阪産業創造館 5階 研修室AB  大阪市中央区本町1-4-5
●講師:三木 啓子 (アトリエエム株式会社代表取締役 産業カウンセラー)
●参加対象:ハラスメント相談窓口担当者、人事・総務担当者、CSR担当者等
●参加費:9,000円(税込)
●定員:30人(先着順)
●主催:アトリエエム株式会社

自治体や大学でハラスメントの相談を受けて、行為者を処分したところ、行為者がその処分を不服として起こした裁判に対して、処分の取り消しを命じる判決が最近相次いで出ています。

1月27日(金)のセミナーでは、相談を受ける時の対応、メンタルヘルスの知識、行為者へのヒアリングのポイントなどについて、ロールプレイを交えて丁寧にお伝えいたします。

加えて、最近の判決にそって組織の防止対策などについても解説いたします。
先着順ですので、お申し込みはお早目にどうぞ。

また、6月24日の「三木啓子のハラスメント相談員セミナー vol.4」の模様が、7月8日の読売新聞(朝刊)に掲載されました。
「心の労災」というタイトルで、パワーハラスメントの現状と対策について取材された2日間の連載記事です。
HPにアップしていますので、ご覧ください。

「三木啓子のハラスメント相談員セミナー vol.5」のご案内はこちら>>>

読売新聞の記事をアップしている「新聞・ミニコミ」のページはこちら>>>

2011年7月 3日 (日)

「ここが知りたかった!ハラスメントQ&A」新発売!

110703blog


大好評のアトリエエムのポケット冊子。「みんな、まじめに楽しく働きたい」「セクハラ・プリベント」は全国各地の企業、行政機関、教育機関、労働組合等でご活用いただいています。

多くの方からのご要望にお応えして、今回はQ&Aスタイルのポケット冊子を作成しました。
「パワハラ」「セクハラ」「対応と防止対策」と3つの章で構成。
基礎知識から組織の防止対策まで、今、皆さまが最も知りたい疑問を10問厳選して、三木啓子が明確にお答えしています。

すでに1,500冊のご予約をいただいています。
経営者・管理職から従業員まで、一人に1冊、ハラスメントのない豊かな職場環境をつくるためにぜひご活用ください。

<Q&Aより>
Q2.厳しい指導はパワハラになるのですか?
Q5.セクハラになる場合とならない場合があるのですか?
Q9.メンタルヘルスの問題はパワハラと関係がありますか?
Q10.ハラスメントのない職場にするためにはどうすればよいですか?

ポケット冊子の詳細はこちら>>>

また、日経ウーマンオンラインにわかりやすい「実例で見るセクハラ・パワハラの基礎知識」を短期連載しています。(2011年6月30日~)ご覧ください。

日経ウーマンオンラインはこちら>>>

2011年6月26日 (日)

解決に向けた相談体制から防止対策まで

110626blog2


6月24日(金)に実施した「三木啓子のハラスメント相談員セミナー vol.4」では、皆さん熱心に講義を聴き、ロールプレイに取り組んでおられました。
東京や中国地方など遠方からも参加され、ネットワークを広げる良い機会にもなっていました。

「ロールプレイを含めた分かりやすい説明で大変有意義なセミナーでした。今後の相談体制のあり方を改めて検討したいと思います。」
「職場でもハラスメント防止の教育を受けていますが、知識として入っていただけで、実際に起こった場合は、その知識だけでは解決できないことを、ロールプレイにより実感しました」
「基礎知識、実技指導、判例と、それぞれがとても充実した内容でした。」
などの感想が寄せられました。

今回のセミナーを収録したDVD「三木啓子のハラスメント相談員セミナー vol.4」は近日完成。今回残念ながら参加できなかった方は、DVDをぜひご活用ください。
これまでに製作したDVD「三木啓子のハラスメント相談員セミナー」シリーズも大変ご好評で、企業や大学等の研修で幅広く活用されています。

アトリエエムでは、ニーズに応じたセミナーやDVD、ポケット冊子の製作等を通して、ハラスメントのない職場環境整備のサポートをしています。
詳細はお気軽にお問合せください。

DVDとポケット冊子の詳細はこちら>>>

団体研修(講師派遣)のお問い合わせはこちら>>>

2011年6月12日 (日)

「セクハラ・プリベント」を活用して社内研修

110612blog_3


厚生労働省は6月を「男女雇用機会均等月間」と定めて、セクハラ防止やポジティブ・アクションの取り組みを推進しています。

各社で様々な取り組みがなされていますが、飲料メーカーのN社では6月を「ハラスメント・ゼロ月間」として、社内で研修を実施。全社員にポケット冊子「セクハラ・プリベント」を配布して、研修のテキストとして活用しています。

そうしたなか、セクハラの防止を指導する機関である労働局が、セクハラを放置していた、ということが先日報道されました。

山形労働局は、7年間にわたって非常勤の女性職員にセクハラ行為を繰り返していた男性職員3人を懲戒処分にしました。長期間にわたってセクハラ行為を放置していたこと、さらにその後の対応の遅さは大きな問題です。

セクハラやパワハラなどが職場内で起きたときには、少なくとも以下の三点における迅速な対応が必要です。

一つ目は、被害者の保護です。被害者が安全に安心して仕事ができる環境を保障すること。噂や誹謗・中傷から守ることも含みます。

二つ目が、加害者に対する処分と指導・教育。

三つ目が再発防止です。全従業員に対する研修の実施や相談体制の整備をしっかりと図ることです。業務の分担や職場環境、組織のあり方の見直しも忘れてはなりません。セクハラもパワハラも個人の問題ではありません。職場に原因や背景が必ずあります。それを根本から見直さずに、表面的な対応だけですませていては、ハラスメントはなくなりません。

6月24日(金)の「三木啓子のハラスメント相談員セミナーvol.4」では、再発防止に向けた具体的な取り組みについてもお伝えします。

締め切り間近です。お申込みはお早目にどうぞ。

セミナーの詳細はこちら>>>

2011年6月 5日 (日)

パワハラ(いじめ・嫌がらせ)を受けたと4万人が相談

110605blog


4万人もの人が「職場でいじめや嫌がらせなどのパワー・ハラスメントを受けた」と各地の労働局に相談に訪れました。セクシュアルハラスメントについても12,000人が相談をしています(いずれも2010年度、厚生労働省発表)。

職場でパワハラやセクハラを受けても、誰にも話せずに一人で苦しんでいる人が大勢います。労働局など外部の相談機関に助けを求める人もいますが、自分の職場の相談窓口を訪れて、解決することができればどれだけ早く元気に働くことができるでしょうか。信頼できる相談窓口の存在は、安心して働くことにつながります。それがハラスメントの抑止力となり、防止へとつながっていくのです。

6月24日(金)の「三木啓子のハラスメント相談員セミナーvol.4」では、ハラスメントの適切な相談の受け方に加えて、行為者へのヒアリング、メンタルヘルス、防止対策などについて、ロールプレイもまじえて、具体的に丁寧にお伝えします。

同じ会社からの複数回のご参加も増えています。ハラスメント相談員の方だけではなく、人事、総務、CSR担当の方、各部署の管理職の方、また、労働組合や各種団体等の方たちもぜひご参加ください。

先着順ですので、お申し込みはお早目にどうぞ。

=====

<三木啓子のハラスメント相談員セミナーvol.4>
 ~解決に向けた相談体制から防止対策まで~

●日時:2011年 6月24日(金) 12:30~16:30
●会場:大阪産業創造館 5階 研修室AB  大阪市中央区本町1-4-5
●講師:三木 啓子 (アトリエエム株式会社代表、産業カウンセラー)
●参加対象:ハラスメント相談窓口担当者、人事・総務担当者、CSR担当者等
●参加費:9,000円(税込)
●定員:30人(先着順)
●主催:アトリエエム株式会社

<プログラム>
■1部【相談における対応とメンタルヘルスの知識】
相談の受け方と行為者に対するヒアリングの留意点、ハラスメントを原因とするメンタルヘルス疾患への対応など

■2部【ロールプレイ・実習指導】
相談対応の実習、行為者へのヒアリングなど

■3部【ハラスメントの事例・判例と防止対策】
最新の事例・判例の解説、ガイドライン作成のポイント、「アトリエエムのハラスメント防止5カ条」にそった防止対策など

チラシ(参加申込書付)はこちら(PDF)>>>

厚生労働省の発表データは下記をご覧ください
いじめ・嫌がらせの相談データはこちら>>>
セクシュアルハラスメントの相談データはこちら>>>

2011年5月15日 (日)

「性暴力」 被害者の気持ちを受け止めて

110515blog_4


昨日5月14日(土)に大阪で開催されたシンポジウム「性暴力~どう防ぎ、どう救う~」に参加しました。

自分の被害を公表して、性暴力防止を訴えている小林美佳さんのもとには、被害を受けた人たちから、毎日何十通ものメールや手紙が届くといいます。
その数3,000人以上。小林美佳さんは、一人ひとりの思いを受け止めて、全ての人に丁寧に返事を返しています。

被害を受けた半数以上の人が「誰にも話していない」と。誰にも相談をすることができず、一人で孤独に苦しんでいる。どれだけ辛いことでしょう。本当に胸が締め付けられる思いです。

加害者ではなく、反対に被害者を責める人もいまだに多いのです。「夜遅くに歩いていたから」「お酒に酔っていたから」と。ようやく相談をした相手から「誰にも言わない方がいい」と口止めされた人もいます。
周囲の人からのセカンドハラスメント(二次被害)によって、さらに苦しめられる被害者が大勢います。

パネルディスカッションの最後にパネリスト4人が、性暴力防止に向けての一言をそれぞれ色紙に書きました。
小林美佳さんは「♡(ハートマーク)」。まずは「被害者の気持ちを受け止めて、理解してほしい」。そして「防ぐのも、支えるのも人の力」と。

パネルディスカッションの後は、「PANSAKU」さんのミニライブ。ぱんさん(ヴォーカル&ギター)は、7年前に性暴力を受けました。
その事件は間もなく「時効」を迎えます。今の心境をゆっくりと静かに語ってくれました。
心の奥底にしみわたる本当に素敵な歌声とギターでした。

とても残念だったのは、参加者の半分位の人がぱんさんのミニライブを聴かずに帰ってしまったことでした。

被害を受けた3,000人の人たち。加害者は半数が顔見知りです。その中でも一番多いのが「職場関係」。

性暴力はセクシュアルハラスメントです。

みなさんの職場では、誰もが本当に安心して働ける環境になっているでしょうか。

私はこれからも「セクハラのない職場づくり」をしっかりとサポートしていきたいと思います。

2011年5月 5日 (木)

『Building(ビルディング)』  鵜久森典妙写真展

110505blog


『街路樹』『接写でござる』と毎年5月に写真展を開催している鵜久森典妙(うくもりのりたえ)さん。
今年はどんな世界に出会えるかとワクワクしながら神戸の平野に出かけました。
とっても迫力があって、でも少しはかなさが漂っていて、なんだか不思議な面白い世界でした。

映画プロデューサーの鵜久森さんは、医療や環境問題をテーマにしたドキュメンタリーを長年にわたって製作しています。
その中でも『24000年の方舟』は、原子力発電の放射性廃棄物の実態に鋭く迫った映画です。
福島第1原発の放射能事故が起こる遥か前の1986年に、「トイレのないマンション」と形容される原発の抱える問題を指摘しています。

今、できるだけ多くの方にしっかりと観ていただきたい作品です。

「24000年」は、プルトニウムの半減期です。

=====

『24000年の方舟』(DVD) 33分/10,500円/1986年

◆ 製作: 鵜久森典妙、保木政男
◆ 監督: 高橋一郎
◆ 撮影: 山添哲也
◆ ナレーター: 大滝秀治
◆ お申込み: (FAX専用)078-333-8690

詳細は「映画製作委員会」のサイトをご覧ください>>>

=====

『Building(ビルディング)』 鵜久森典妙写真展

□ 日時: 5月2日(月)から19日(木)11時から18時(11、18日(水)は休み)
□ 場所: いちばぎゃらりぃ侑香(TEL:078ー361ー5055)
   神戸市兵庫区神田町38の22
□ アクセス: JR三ノ宮駅より神戸市バス7系統乗車、
   JR神戸駅より7、9、110系統乗車、
  「平野市場前」バス停下車(バス道東へ100m)

写真展が紹介されている神戸新聞(5月3日)はこちら>>>「110503-kobe-ukumori-syashinten.pdf」をダウンロード


2011年4月 9日 (土)

「三木啓子のハラスメント相談員セミナーvol.4」 好評受付中!

110409blog


6月24日(金)の「三木啓子のハラスメント相談員セミナー vol.4」に、続々とお申込みをいただいています。

1月25日の「相談員セミナー vol.3」では、数名の方が参加される事業所も数多くあり、大変ご好評でした。
「今年度から担当になった人のためにもできるだけ早い時期に開催してほしい」というご要望をたくさんいただいて、6月に実施することとなりました。
新しい事例・判例の解説も予定していますので、今までに参加された方にとっても、知識を深める良い機会になると思います。

ハラスメントの適切な相談の受け方に加えて、行為者へのヒアリング、メンタルヘルス、防止対策などについて、ロールプレイもまじえ、具体的に丁寧にお伝えします。

ハラスメント相談員の方だけではなく、人事、総務、CSR担当の方、また、労働組合や各種団体等の方たちもぜひご参加ください。

先着順ですので、お申し込みはお早目にどうぞ。

=====

<三木啓子のハラスメント相談員セミナーvol.4>
 ~解決に向けた相談体制から防止対策まで~

●日時:2011年 6月24日(金) 12:30~16:30
●会場:大阪産業創造館 5階 研修室AB  大阪市中央区本町1-4-5
●講師:三木 啓子 (アトリエエム株式会社代表取締役 産業カウンセラー)
●参加対象:ハラスメント相談窓口担当者、人事・総務担当者、CSR担当者等
●参加費:9,000円(税込)
●定員:30人(先着順)
●主催:アトリエエム株式会社

<プログラム>
■1部【相談における対応とメンタルヘルスの知識】
相談の受け方と行為者に対するヒアリングの留意点、ハラスメントを原因とするメンタルヘルス疾患への対応など

2部【ロールプレイ・実習指導】
相談対応の実習、行為者へのヒアリングなど

■3部【ハラスメントの事例・判例と防止対策】
最新の事例・判例の解説、ガイドライン作成のポイント、「アトリエエムのハラスメント防止5カ条」にそった防止対策など

チラシ(参加申込書付)はこちら(PDF)>>>

2011年3月22日 (火)

「セクハラ・プリベント」好評です!

110322blog

2011年2月の発行から約2か月、4,000人の方にポケット冊子「セクハラ・プリベント」をお届けしました。

「どんな言動がセクハラになるのか、ということではなく、なぜセクハラが起こるのかをきちんと理解することができた」
「社員研修で活用したい」
「セクハラを防止するためには、組織風土の見直しこそが大切だとわかった」
などの感想が寄せられています。

セクハラに対する認識は広まってきていますが、性別による固定的な役割意識、結婚などプライベートにかかわる発言など、「グレーゾーン」といわれる部分はまだあまり理解されていません。

この冊子では、チェックシートや立場上のアドバイスで、「なぜセクハラが起きるのか」をわかりやすく解説しています。

「ひとりに1冊」、セクハラ防止にぜひご活用ください。

セクハラのない職場環境をつくることは、事業主の大きな責任なのです。

セクハラが起こりやすい職場は、必ずといっていいほどパワハラも蔓延しています。

3月21日(月)の神戸新聞では、三木のパワハラ防止の取り組みがインタビュー記事として紹介されました。
タイトルは「編集委員インタビュー 放置すると企業の損失 パワハラに悩む従業員、増えてませんか?」
ぜひご覧ください。

アトリエエムは、セクハラ、パワハラ防止の取り組みをサポートしています。
詳細はお問い合わせください。

(*プリベント:防止する)

神戸新聞の記事はこちら>>>

ポケット冊子などのご紹介はこちら>>

2011年3月18日 (金)

地震から1週間

110318blog_2


3月11日(金)の地震発生から1週間たちました。

あまりの被害の大きさに胸が痛みます。

この度の地震や津波等で被災されました皆様には心よりお見舞いを申し上げます。

支援の手ができるだけ早く、広く届きますように、そして二次被害などが起こらないようにと願っています。

私も自分ができることを精一杯していきたいと思っています。


そして今さらなる心配が、福島の原子力発電所です。

これ以上被害が拡大しないように、一刻も早く収束するようにと心から願うばかりです。

2011年3月 6日 (日)

「三木啓子の相談員セミナー」 DVD三部作完成!

110306blog


ハラスメントの相談の適切な受け方に加えて、行為者へのヒアリング、メンタルヘルス、新しい事例・判例などについて丁寧にお伝えしている「三木啓子のハラスメント相談員セミナー」は毎回とても好評です。
いつも東京をはじめ、中国、四国地方など遠方からも多くの方が参加されます。

内容を繰り返し学びたい、相談員の研修で活用したい、参加できなかったのでDVDが欲しい、などのご要望にお応えして「DVD三部作」が完成しました。
新任相談員の方の研修からガイドライン(防止指針)の作成まで、各事業所の多様なニーズにお応えできるDVDです。

三木啓子のセミナーを収録、パワーポイントの資料も挿入していますので、セミナーに参加している感覚でご覧いただけます。

ハラスメント防止にぜひご活用ください!

====
最新作! vol.3-防止対策まで
「適切な相談対応から防止対策まで」

vol.2-メンタルヘルス対応
「相談員に求められるメンタルヘルスの知識と相談対応」

vol.1-ハラスメントの基礎から
「企業の緊急課題であるパワハラ・セクハラへの対応」

=====

「三木啓子の相談員セミナー」DVDのチラシはこちら>>

DVD、ポケット冊子のご紹介はこちら>>

HPのサンプル映像もぜひご覧ください。

2011年2月12日 (土)

パワハラ幹部職員をガイドラインに基づいて懲戒処分

110212blog


兵庫県庁の男性幹部職員が、部下の職員に対して暴言を浴びせるなどのパワー・ハラスメントをしたとして、停職2か月間の懲戒処分を受けました。
精神的ストレスで部下の男性職員が2か月間、「次は自分の番かも」と恐れた女性職員が7か月間休職しています。
部下の一人が昨年9月に総務課に相談、調査の結果今回の処分となりました。
兵庫県では、2009年2月にパワー・ハラスメント防止のガイドライン(指針)を作成しており、今回の処分はこのガイドラインに基づいた対応です。

私は常々この「ガイドライン(防止指針)」の必要性をセミナー等を通してお伝えしてきました。
どのような言動がパワー・ハラスメントなのか、相談・調査をどのように進めていくのか、どのような基準で処分をするのか、ということを客観的に判断・対応するために、ガイドラインの作成・周知が必要なのです。

各地の自治体や企業等でガイドラインを作成する事業所も増えてはきましたが、まだほんのわずかであり、その内容も十分とは言えません。
ガイドラインには①組織の実態に応じた具体的な事例 ②相談体制の整備 ③労働者、相談員の研修 ④行為者への指導、処分基準 ⑤セカンドハラスメントの防止なども盛り込むことが大切です。
実効的なガイドラインの作成は、皆が安心して働くことの拠り所となり、そしてそれがパワー・ハラスメントの防止へとつながっていくのです。

アトリエエムでは、各事業所の実態に応じたガイドラインの作成をサポートしています。
詳細はお問い合わせください。

団体研修のページはこちら>>

2011年1月29日 (土)

適切な相談対応からハラスメントの防止対策まで

110129blog2
「今までにもハラスメントの研修を受けたことがあったが、相談員としての心構えをしっかりと学ぶことができて、とても有意義だった」
「相談を受ける立場、さらには、事案を判断、処理する立場として、とても多くの知識を得ることができた。非常に充実した内容と資料だった」
「社外の人とロールプレイをすることで、緊張感もあり、中身が濃くなったと思います。」

1月25日(火)に実施した「三木啓子のハラスメント相談員セミナー vol.3」に参加された方たちのご感想です。遠方からもたくさんの方が参加、ネットワークを広げる良い機会にもなっていました。

セミナーでは、相談の受け方に加えて、行為者へのヒアリング、ガイドライン(防止指針)作成のポイントなどについても丁寧にお伝えしました。

今回のセミナーを収録したDVD『三木啓子のハラスメント相談員セミナー vol.3』は近日完成。今回残念ながら参加できなかった方は、ぜひDVDをご活用ください。
『ハラスメント相談員セミナー vol.1、vol.2』も多くの企業や大学等が購入、「非常にわかりやすい」と好評です。

アトリエエムでは、DVDやポケット冊子の製作、ニーズに応じたセミナーなどを通して、ハラスメント防止の取り組みをサポートしています。これからもアトリエエムをもっともっとご活用ください。
詳細はお気軽にお問い合わせください。

団体研修(講師派遣)のお問い合わせはこちら>>

DVDとポケット冊子の詳細はこちら>>

2011年1月17日 (月)

1995年1月17日

110117blog


あの日、5:46。

私は突き上げられるような衝撃で目が覚めました。
おびえる子ども達を抱き寄せながら見ていたテレビ画面には、想像を超える神戸の惨状が映し出されていました。
途中からなくなってしまった高速道路、瓦礫の山と化した三宮の街、炎と煙をあげて燃えている長田の街。。。
あまりにも悲惨な光景でした。今こうしてブログを書いていても、涙が出て胸が苦しくなってきます。

阪神・淡路大震災から16年。

先日訪れた長田では、大きな「鉄人28号」が力強く出迎えてくれました。
そこではたくさんの家族連れや若い人達が、楽しそうに写真を撮っている姿が見られました。

天災ですから地震そのものを防ぐことはできないかもしれません。
でも、少しでも被害を小さくするための日頃からの備えはまだまだできるはずです。

若い世代の人たちにも震災の実態をきちんと伝えていきたいと思います。
同時に、私自身も防災についてしっかりと考えていきたいと思っています。

そんなことを考えながら、そして震災の犠牲となった方たちのご冥福を祈りながら、今日1月17日を過ごしたいと思います。

2011年1月14日 (金)

『セクハラ・プリベント』 2月発売開始!

110114blog


パワハラ防止のポケット冊子『みんな、まじめに楽しく働きたい』は、非常にわかりやすいと、全国の企業、行政機関、教育機関、労働組合等300の職場で3万人の方にご活用いただいています。
ご購入いただいた皆さまから「ぜひセクハラ版も製作してほしい」とのご要望を多くの方からいただきました。
皆さまのご要望にお応えして、ポケット冊子第2弾『セクハラ・プリベント』を発売いたします。

各地で数多くのセミナーを実施している三木啓子だからこその実践的な内容です。
「なぜセクハラが起こるのか」を解説し、セクハラ防止の要点をわかりやすくお伝えしています。
経営者から管理職、一般従業員、非正社員まですべての方の研修にご活用いただけます。
すでに3,000冊のご予約をいただいています。

ひとりに1冊、ポケットに携帯し、ぜひご活用ください。
セクハラは防止できます!

(*プリベント:防止する)

『セクハラ・プリベント』のご案内はこちら>>

2011年1月 1日 (土)

今年も「ハラスメントのない職場環境づくり」に向けて

110101blog2_2


皆さま明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりまして誠にありがとうございました。
昨年も全国の企業、行政機関、大学等でハラスメント防止セミナーを実施させていただき、ご好評をいただきました。
 

1月25日(火)の「三木啓子のハラスメント防止セミナーvol.3」は、組織のハラスメント防止の取り組みにおいて、とても重要なセミナーです。定員まであとわずか。皆さまのお申し込みをお待ちしています。

また昨年は、仕事の合間をぬって新旧合わせて30本近くの映画を観ました。
どれも「人権」にしっかりと向き合ったとてもいい映画でしたが、特に印象に残ったのが下記の5本です。

「ハラスメントのない職場環境づくりのサポート」をテーマに、今年も皆さまのお力になる様々なプログラムをご提供いたします。

本年も何卒よろしくお願い申しあげます。

====

◆ 『葦牙 あしかび』 監督/小池征人

◆ 『インビクタス-負けざる者たち-』 監督/クリント・イースト・ウッド

◆ 『息もできない』 監督/ヤン・イクチュン

◆ 『プレシャス』 監督/リー・ダニエルズ

◆ 『フローズン・リバー』 監督/コートニー・ハント

====

「三木啓子のハラスメント相談員セミナー」をご案内している「セミナー」のページはこちら>>>

2010年12月12日 (日)

ハラスメント防止の5カ条

101212blog


「パワー・ハラスメント10万人調査」を自治労が2010年6月に実施しました。調査対象が事務職(44%)だけでなく、技術職(16%)、現業職(12%)、保育職(8%)、看護、医療、消防と多くの職種にわたっていること、全国にまたがる調査であるということ、正職員に加えて嘱託、アルバイトなど全ての職員を対象にしていることなどから、実態を反映した調査になったと思います。

調査では、過去3年間に5人に1人(22%)がパワハラを受け、「仕事に集中できなくなった」「辞めたくなった」などのメンタルヘルス不調を訴えた人もいる、という実態が明らかになりました。

さらに注目するべき点は、パワハラを受けた後の対応です。「何をしても解決にならないと思い、何もしなかった」と答えた人が40%と半数近くにのぼります。職場や労働組合の相談窓口がその役割を十分に果たせてはいないという実態が浮き彫りになりました。

パワー・ハラスメントの解決に向けて、まずはしっかりと被害者から相談を受けて解決に向けて取り組める体制を各職場で早急に整えることが必要です。

合総研が発行している『DIO』12月号の特集テーマは「ハラスメントと職場風土」。私も「ハラスメント防止の5カ条-パワハラのない職場づくりに向けて、今、労働組合が果たすべき役割-」というテーマでを寄稿をしました。パワハラ防止の取り組みのポイントをお伝えしています。ぜひご参考にしてください。

また、1月25日の「三木啓子のハラスメント相談員セミナー vol.3」では、具体的な相談体制、行為者へのヒアリング、組織の防止対策等についてロールプレイを交えてお伝えします。人事、CSR、コンプライアンス担当者、相談員の方にとって大変重要なセミナーです。ぜひご参加ください。

『DIO』12月号の記事はこちら>>>

「三木啓子のハラスメント相談員セミナー」をご案内している「セミナー」のページはこちら>>>

2010年11月22日 (月)

女性自衛官のセクハラ訴訟、国(自衛隊)に三点の配慮義務違反

101122blog_2


先日、「女性自衛官の人権裁判」の勝利報告集会に参加しました。

北海道の航空自衛隊に勤務していた20代の女性が、基地内で男性隊員からセクハラ(性的暴力)を受け、上司に訴え出た後、上司や隊から組織ぐるみでさらにひどいパワハラや陰湿ないじめ、退職強要などを受けたとして、国に損害賠償を求めていたものです。

7月29日の札幌地裁の判決で、橋詰均裁判長は男性隊員のセクハラに対する個人的な不法行為(慰藉料200万円)だけでなく、その後の事後対応が不適切であったとして国(自衛隊)に配慮義務違反(慰藉料300万円)を認定しました。

国(自衛隊)の配慮義務として具体的な判断基準を示したことは、とても画期的な判決だと考えます。

配慮義務の具体的なポイントは三点。
(1)被害配慮義務-被害者が心身の被害を回復できるよう配慮すべき義務
(2)環境調整義務-加害行為によって被害者の勤務環境が不快となっている状態を改善する義務
(3)不利益防止義務-被害者が職場の厄介者として疎んじられ、さまざまな不利益を受ける事を防止すべき義務

さらには、被害者が訴えた内容を変遷していったことに対しては「男性上司が被害者から事情聴取をしたために、冷静に思い出したり説明をすることができなかった可能性が高い」等と性被害者の心理を深く洞察した事実認定をしています。

この点でも今後の裁判にも大きな影響を与える重要な判決だと思います。

職場で、セクハラやパワハラを起こさせないようにするのが一番大切なのは言うまでもありません。
しかし、万一起こってしまったらその後どのように迅速に対応するのかが非常に重要です。

1月25日の「三木啓子のハラスメント相談員セミナー vol.3」では、組織の責任が鋭く問われたこの判決をはじめ、第三者へのパワハラが労災(公務災害)と認められた判決等、最新の判決についても丁寧に解説します。
また具体的な相談体制、行為者へのヒアリング、組織の防止対策等についてもロールプレイを交えてお伝えします。

人事、CSR、コンプライアンス担当者、相談員の方にとって大変重要なセミナーです。
ぜひご参加ください。お早目にお申込みください。

「相談員セミナー」をご案内している「セミナー」のページはこちら>>>

「女性自衛官の人権裁判」の詳細については、こちら>>>

2010年10月28日 (木)

「セクハラサイコロ」

101028blog


埼玉県の男性小学校教諭が「キス」「ハグ」などと書いた「セクハラサイコロ」を作り、児童を指導するために罰ゲームのように使っていた、という事件が報道されました。本当に許せない行為ですが、さらに感じるのが、セクハラ問題に対する学校と社会の認識の軽さと誤りです。

セクハラは、相手の意に反する性的な言動で、大きな人権侵害です。「たかがセクハラ」と軽々しく対応するものでは決してありません。そして、相手がさほど不快には感じていなくても、人権を侵害するような性的な言動はセクハラなのです。

なぜなら、その言動を不快だと感じていても、止めてほしいと思っていても、その意思表示をするのが非常に難しい場合が多いからです。職場での上司からのセクハラもそうですが、小学校の児童にとって「学校の先生」は自分に対して絶大な力を持っている権力者です。その先生に対して、教室で大勢のクラスメイトの中で、一人で「やめてほしい」という声をあげることはとても難しいことです。

そしてもう一つ大切なこと。それは「イヤだと思う自分自身の気持ちを押し込めてしまう」こともある、ということです。「先生がすることだから正しいのだ、イヤだと思う自分が間違えている」と思いこんでしまうことも多いからです。

さらに、学校はこの先生の言動を前任校も含めて5年間にもわたって放置していたということ。これも大きな問題です

今、一番必要な事は、児童たちの心のケアです。
不快だ、という気持ちを押し込めている子ども、自分自身を責めている子ども、信じていた先生や校長先生が謝罪している姿を見てショックを受けている子ども、また、この出来事をどう受けとめていいのかわからない子どももいます。子どもたち一人ひとりに寄り添って、丁寧に気持ちを受け止めること。そして、子どもたちが安心して過ごせる環境を早急に整えることが、今、一番必要な事だと思います。

セクハラを起こさせないようにするのが大切なのは、言うまでもありませんが、起こった後どのように対応するのかも非常に重要な事です。
被害者への対応、行為者への対応、そして再発防止、などの観点から考えていく必要があります。
来年1月25日に実施する「三木啓子のハラスメント相談員セミナー」では、ハラスメントの具体的な対応についてもお伝えします。現在お申し込みを受け付け中です。

「三木啓子のハラスメント相談員セミナー」をご案内している「セミナー」のページはこちら>>>

2010年10月10日 (日)

5年間で変化してきたパワハラ防止取り組みの認識

101010blog


2005年10月にアトリエエムを設立してから今までに実施したパワー・ハラスメントセミナー(研修)は約350回。
企業、行政機関、病院、福祉施設、大学、小中高校、NPO、労働組合、市民グループ、市議会議員など職種も事業所規模も千差万別。
形態も数人での学習会もあれば、450人が参加しての大ホールでの講演会もありました。

この5年間で感じるのが、パワー・ハラスメントに対する認識の大きな変化です。
5年前は「パワハラ」という言葉もそれほど広くは知られていませんでした。
現在は、どこの職場でも起こっている「パワハラをいかになくしていくか」そして「予防のためにどんな取り組みをすればよいのか」という事に重点がおかれてきています。

セミナー(研修)を1回するだけではなく、毎年新任管理職に、重役や社長に、非正社員も含めた全社員に実施するなど、繰り返しセミナーを重ねる事業所が増えてきています。
特に人事・総務・CSR担当者などがしっかりと取り組む姿勢を持っている組織は、職場環境が目に見えて大きく変わってきていると感じます。
ハラスメント防止に取り組む過程で、より幅広いテーマでのご依頼も増えてきました。メンタルヘルス、コミュニケーション、ワーク・ライフ・バランス、コーチングなどです。

また、セミナーだけではなく、啓発誌などへの原稿依頼も多くいただくようになりました。
社会全体がパワー・ハラスメントに対する関心が高くなってきていることの表れだと思います。
今までにも『日本紡績月報』『月刊労働組合』などに寄稿しましたが、本日発行の「ひょうご人権ジャーナル きずな」10月号でも「ストップ!パワー・ハラスメント」のテーマで文章を寄せていますので、ぜひご覧ください。

アトリエエムが作成したDVDやポケット冊子『みんな、まじめに楽しく働きたい』も大変好評です。
多くの事業所で研修などで積極的にご活用いただいています。
ポケット冊子は今年の2月に発行以来、半年ですでに2万人の方にお届けしました。

アトリエエムは、これからも皆さんのニーズに応じたハラスメント防止の取り組みをサポートいたします。
ハラスメントに関することは何でもお気軽にお問い合わせください。

最後になりましたが、5年間の皆さまのご支援に心から感謝申しあげます。
と共に、今後とも何卒よろしくお願い申しあげます。

「ひょうご人権ジャーナルきずな」はこちら>>>

DVD、ポケット冊子のご案内はこちら>>>

2010年9月19日 (日)

「ワークライフバランス」は、ハラスメントの防止から

100919blog


「もう一度働きたい」という熱い思いを胸に、子育て中の女性たちがたくさんブースを訪れてくださいました。
9月14日にクレオ大阪中央(大阪市立男女共同参画センター)で実施された「ママ再就職フェア」の「合同企業説明会」に、現在スタッフを募集しているアトリエエムもブースを出しました。
当日の模様は、NHK大阪の「ニューステラス関西」でも放映されました。

ブースでは、アトリエエムの事業説明をしながらも色々とお話をお聞きしました。育児休業をとれなくてやむなく退職をした人、現在勤務している会社でパワハラを受けているけれども、誰にも相談できずに転職を考えている人、雇用の契約期間が切れる前に次の就職先を探している人、保育園がいっぱいで入所できない、と悩んでいる人も。

2009年度の日本の育児休業の取得率は、女性が85.6%、男性が1.72%。
政府は何とか男性の取得率をあげようと「イクメンプロジェクト」や「ワークライフバランス」を推進しようとしています。もちろんそれも大切な事だとは思います。

数字だけを見ていると、9割近くの女性が育児休業を取得しているように見えますが、現実は7割の女性が出産前に退職をしています。働き続けた3割の女性のうちの9割が育児休業を取得しているにすぎないのです。実際の取得率はまだ3割にも満たないのです。

女性も男性も、仕事も生活(家事・育児)も共に担い、豊かな人生を送ろうという「ワークライフバランス」。
そのためには、まずは安心して健康に働き続けられる職場-ハラスメントのない職場環境づくりが重要です。
そして、育児休業者の代替要員を雇用するための助成金の支給や保育園の待機児童の解消など、もっと実効的な施策と企業の具体的な取り組みが必要なのです。

11月には鳥取市のとりぎん文化ホールで「ワークライフバランスに向けて~メンタルヘルス対策はハラスメントの防止から~」というテーマで三木啓子が講演をします。ぜひご参加ください。

鳥取市のセミナーのご案内はこちら>>>

ニューステラス関西のサイト(9月20日までは見ることができます)はこちら>>>

2010年8月24日 (火)

第三者に対するパワハラも労災と認定

100824blog_2


「相手を病気にするコミュニケーション」といわれるパワー・ハラスメント。
パワハラを受けている人だけでなく、周囲の人たちの体をも壊してしまうのがパワハラです。

愛知県豊川市役所に勤務していたA課長は、上司のB部長が自分の部下に対してパワハラを繰り返したことが負担となってうつ病を発症して、自殺。
そのことが公務災害(労災)だと認められた判決が、5月に名古屋高等裁判所から出されました。
自分に対するパワハラではなく、第三者に対するパワハラをうつ病や自殺の原因と認定したという意味では、大変画期的な判決といえます。

自殺をしたA課長は、30年間にわたり多数の部署を大過なく歴任、勤務態度に全く問題はなく、性格的には真面目で凡帳面、責任感が強く、仕事を誠実にこなし、穏和で親しみやすい人柄で周囲の人望を集めていました。
私生活においても、何らトラブルもなくうつ病を発症するような原因はありませんでした。

上司のB部長は、高い能力により手腕を発揮、順調に昇進し同期の中では、トップで部長相当職に昇進。
努力と勉強を怠ることなく、大変に仕事熱心で上司からも頼られる一方、部下に対しても高い水準の仕事を求めていました。
指導の内容自体はほとんどの場合正しいものでしたが、ぶっきらぼうで、命令口調である上、声も大きく、朝礼などでフロア全体に響き渡るほどの怒鳴り声で「ばかもの」「おまえらは給料が多すぎる」などと感情的に大声で部下を叱りつけることもしばしばありました。

そんなB部長のパワハラは、市役所内では周知の事実で、「このままでは自殺者が出る」と人事課に直訴する職員も出るほどでした。

ここまで酷いパワハラがあったのに、なぜ市は対応できなかったのでしょうか。
それが、B部長の能力の高さにあったのです。

「仕事上の能力が特に高く、弁も立ち、上司からも頼りにされていたBに対しては上層部でもものを言える人物がおらず、そのためBの指導のあり方が改善されることはなかった。」のです。

ここに大きな問題が潜んでいるのです。

パワハラ問題が起こった職場の人事担当者は、口をそろえていいます。
パワハラの行為者は、「非常に仕事ができる優秀な人だ」「売上成績が良い」「腕のいい医師だ」「保護者から信頼の厚い教師だ」と。

仕事ができるということだけで、部下のマネジメント(指導)ができない人を評価していていいものでしょうか。
部下の健康を奪ってしまう人が、はたして本当に能力があるといえるのでしょうか。
組織として人事評価のあり方・基準を見直す必要があるのです。
同時に、パワハラにならない指導法をしっかりと習得させる必要があります。

もう一つは、周囲の人たちが「それは指導ではなく、パワハラだ」と正しく認識し、指摘できるようになることです。

そのためには、全ての従業員に対して研修が必要なのです。パワハラと指導の違い、パワハラが起こったとき、被害者から相談を受けたときの対処法などを日頃から身につけておくことが重要です。

アトリエエムでは、幅広い内容のセミナー(研修)プログラムを準備しています。
お気軽にお問い合わせください。

団体研修(講師派遣)のページはこちら>>>

2010年8月 7日 (土)

「DVD」 と 「冊子」のサンプル画像をHPにアップしました

100807blog
新発売の『ハラスメント相談員セミナー vol.2 -相談員に求められるメンタルヘルスの知識と相談対応-』が好評で、早速多くの方からご注文をいただいています。

「DVDを少しでも観たい」というお問い合わせも多く、HPにサンプル映像をアップしました。
このDVDは、2010年6月の「三木啓子のハラスメント相談員セミナー vol.2」を収録したものです。
パワーポイントの資料を挿入してわかりやすく編集、実際にセミナーに参加しているような感じで観ていただけます。

相談員や管理職の研修、また、相談を受ける方の学習会などでもぜひご活用ください。
ライブラリー向けの貸出権付も販売しています。

====

毎回ご好評の「三木啓子のハラスメント相談員セミナー」。
3回目は、2011年1月25日(火)に「~適切な相談対応から防止対策まで~」を開催します。
すでに多くの方からお申込みをいただいています。先着順ですので、お早目にお申込みください。

====

パワハラ防止のポケット冊子『みんな、まじめに楽しく働きたい』も好評です。
データを更新して8月に発行した第2版も、多くの企業、自治体、人権啓発推進協議会等の団体からご注文をいただいています。

DVD同様「冊子の見本を見たい」というご要望にお応えして、中身(冒頭部分)を原寸大でHPにアップしました。

「ストップ!パワハラ」を合言葉に、パワハラのない職場づくりにポケット冊子をぜひご活用ください。
====

DVD、冊子をご紹介している「販売物」のページはこちら>>>

「ハラスメント相談員セミナー」をご案内している「セミナー」のページはこちら>>>

2010年7月21日 (水)

1月25日(火)相談員セミナー 開催決定!

100721blog_6
6月の「第2回ハラスメント相談員セミナー」の終了後、多くの方から「次のセミナーにはぜひ参加したい」「日程を早く教えてほしい」といったお声が寄せられました。
年明けになりますが、1月25日(火)の午後に「第3回ハラスメント相談員セミナー」を開催いたします。

今までのセミナーでお伝えしていた「相談者からの相談の受け方」に加えて「行為者へのヒアリング」や「ハラスメントの防止対策」についても、ロールプレイなどを通して、より具体的にお伝えしていきます。

相談員の方はもちろんのこと、CSR担当者、人事・総務担当者の方にもぜひご参加いただきたい内容です。
詳細については、どうぞご遠慮なくお問い合わせください。
=====

<第3回 ハラスメント相談員セミナー>
●日時:2011年 1月 25日(火) 12:30~16:30
●会場:大阪産業創造館 5階 研修室AB  大阪市中央区本町1-4-5
●講師:三木 啓子 (アトリエエム株式会社代表取締役 産業カウンセラー)
●参加費:9,000円(税込)
●定員:30人(先着順)
●主催:アトリエエム株式会社

セミナーのページはこちら>>>


2010年7月11日 (日)

新DVD 『相談員セミナーvol.2』 完成!

100711blog


DVD『相談員に求められるメンタルヘルスの知識と相談対応』が間もなく完成、現在お申し込みを受け付け中です。
これは、6月のアトリエエム主催の「ハラスメント相談員セミナー」の三木の講義を収録したライブです。

「セミナーに参加したが、内容を繰り返し学びたい」「自社の相談員の研修で活用したい」「遠方でセミナーに参加できなかったので、ぜひDVDを」などのお声が多く寄せられました。
そのような皆さまのご要望にお応えするためにこのDVDを製作いたしました。

当日見ていただいたパワーポイントのデータも組み入れているので非常にわかりやすく、セミナーに参加しているような感じでご覧いただけます。

相談員や管理職の研修、また、相談を受ける方の学習会などでもぜひご活用ください。
====

『ハラスメント相談員セミナー vol.2 -相談員に求められるメンタルヘルスの知識と相談対応-』
DVD2枚組 133分 5万円(税、送料別)

<内容>
■1部【メンタルヘルスの知識と判例・事例解説】
指導とパワハラの違い、事業所の防止対策等について判例や事例を用いて解説。ストレスの仕組みやうつ病等のメンタルヘルスについても学びます。

■2部【ハラスメントの相談における対応】
相談体制の不備で訴訟に至った事例を紹介しながら、相談を受ける時の留意点、セカンドハラスメント(二次被害)、傾聴、行為者へのヒアリング等について学びます。

====

DVD『相談員セミナーvol.1 -企業の緊急課題であるパワハラ、セクハラへの対応-』、ポケット冊子『みんな、まじめに楽しく働きたい』も好評発売中!

7月10日(土)の読売新聞夕刊「ひと人抄」のコーナーで、三木とポケット冊子が紹介されました。発行元の許諾をいただき次第、HPにアップします。ぜひご覧ください。

DVDや冊子を紹介している「販売物」のページはこちら>>>

掲載紙をアップしている「新聞・ミニコミ」のページはこちら>>>

2010年6月27日 (日)

10,000冊達成!パワハラ防止は第2ステージへ

100627blog


「パワハラのない社会に」との思いから「ストップ!パワハラ1万人キャンペーン」として2月にポケット冊子を発行、またたく間に1万人の方にお届けすることができました。
6月24日(木)の朝日新聞でもポケット冊子『みんな、まじめに楽しく働きたい』が紹介、その後も数多くのお問い合わせをいただいています。
パワハラで悩んでおられる方が多いということ、そして、組織としてパワハラ防止に取り組む事業所が増えているという証左です。

胸ポケットに入るコンパクトな大きさ、1冊100円という価格、そして、年間100回以上の三木のセミナーの中で寄せられた、皆様の疑問や悩みに的確にお応えする内容、ということが評価をいただいている要素です。
ぜひ、全従業員にしっかりと読んで、考えていただいて、パワハラのない職場環境整備にご活用ください。

併せて、組織内のセミナー(研修)も欠かせません。
「パワハラはダメ!」というだけではなく、管理職にはパワハラにならない指導スキルを身につけるセミナー(研修)が必要です。
パワハラ防止の取り組みはもう第2ステージに入っています。

アトリエエムでは、パワハラ防止の基本セミナーのみならず、部下の指導法や、メンタルヘルス対策など、組織のニーズにお応えするセミナー(研修)プログラムをご提供しています。
お気軽にお問い合わせください。

今後も引き続き「ストップ!パワハラキャンペーン」を実施、より多くの方にポケット冊子をお届けしていきます。

ポケット冊子のお申し込みはこちら>>>

6月24日(木)朝日新聞はこちら>>>

新聞・ミニコミのページはこちら>>>

団体研修(講師派遣)のページはこちら>>>

2010年6月16日 (水)

パワハラ等の労災申請 1,000人を超えて最多に

100616blog2_2職場でのパワハラ等が原因によるうつ病など精神疾患に関する労災請求件数が、2009年度は1,136人(内自殺157人)と過去最多となったことが、厚生労働省から発表されました。

労災認定されたのは、234人(内自殺63人)。昨年度に比べて、申請は209人の増加、認定は35人の減少でした。決定内容に不服がある場合に行う審査請求は、281人(昨年度比28人増)で、決定に対して不満を持つ人も増えています。

大きな問題点は2つ。

1つ目は、労災認定のハードルの高さです。厚生労働省の認定基準は「精神障害の発病前おおむね6か月の間に、その精神障害の発病に関与したと思われる業務による「出来事」としてどのようなものがあったのか」とされています。6か月という期間設定に対して、現状とかい離している、見直すべき、という指摘は以前からなされています。

2つ目は、「1,136人」という人数は氷山の一角でしかないということ。「労災請求」と一言で言いますが、その請求作業には多大の時間とエネルギーとそして煩雑な手続きを要します。実際にはメンタルヘルス不全で苦しみながらも働いているもっと多くの方がいるのです。

そしてもっと重要な問題点-この原因には、アトリエエムが率先して取り組んでいるパワー・ハラスメントが大きく影響しているということです。

労働者が「健康で安心・安全」に働ける職場環境を整備することは、事業主の大きな務めです。そういう職場環境こそが生産性をあげて、利益を生み出すことにもつながっていくのです。

メンタルヘルス対策も含めたパワハラ防止の取り組みが、今こそ職場に求められているのです。

メンタルヘルスやパワハラ防止セミナー(研修、講演)についてお気軽にアトリエエムにご相談ください。

労災に関する厚生労働省のサイトはこちら>>>

労災に関する報道記事はこちら>>>

2010年6月 6日 (日)

相談員に求められるメンタルヘルスの知識と判例・事例

100606blog_2


「2年ぶりの受講だったが、最近の判例や事例、新しい資料等をいただき、とてもわかりやすかった」
「ハラスメント対策の重要性を改めて認識した。メンタルヘルス対策ともリンクさせて対応していきたい」
「行為者の心理にも話が及んでおり、事例の背景にある職場・組織の問題が見えてきた」
「職場環境の改善に向けて、ガイドライン(防止指針)を作っていきたい」
「相談員だけでなく、経営に携わる人が、ハラスメントの被害者がでることによって、企業にどのようなリスクが発生するのかをもっと理解することが必要」
「自社の相談員の研修をぜひお願いしたい」

これは、6月1日(火)に実施したアトリエエムの「第2回相談員セミナー」に参加された方たちのご感想です。
当日は、東京、名古屋、岡山、高知など遠方からも多数の方が参加され、皆さん熱心に講義を聴いて、ロールプレイに取り組んでおられました。

第一部の「相談員に求めれらるメンタルヘルスの知識と判例・事例」では「従来型うつ病」と「現代型うつ病」などについても講義をしました。
また判例では、先日、5月21日に名古屋高裁で出された、愛知県豊川市職員のパワハラによる自殺の判決についても解説をしました。
第三者へのパワハラが公務災害(労災)と認められた画期的な判決でした。

相談員は、「カウンセリングマインドを持って、ハラスメントの解決に向けて事実確認をする」ことが一番大事な役割ですが、同時に判例などを通して、社会の動向を知り、組織の防止対策に生かしていくことも求められます。
セミナー(研修)を繰り返し受けて、学習を重ねて研さんを積むことが大切です。

今回参加された方たちには、それぞれの組織の中でハラスメント防止に率先して取り組んでいただけたら嬉しいです。

アトリエエムでは、各事業所の実態とニーズに応じたセミナー(研修)を実施しています。
詳細はお気軽にお問い合わせください。

また、今回のセミナーを収録したDVD『相談員セミナー vol.2』は近日完成。現在ご予約受付中です。
今年1月製作の『相談員セミナー vol.1』も多くの企業や大学等が購入、「非常にわかりやすい」とご好評をいただいております。
相談員、管理職の方の研修にぜひご活用ください。

団体研修(講師派遣)のお問い合わせはこちら>>

2010年5月18日 (火)

お申込みはお早目に!「相談員セミナー」

100518blog


「申告放置による賠償責任」という判決を神戸地裁が2009年4月17日に出しました。

部下から「ハラスメントを受けている」という相談を受けたにも関わらず上司が放置、迅速かつ適切な対応をとらなかったとして、企業に対して570万円の賠償を命じたのです。

神戸市のH社で勤務していた新入社員のAさん(女性)は上司Dからセクハラを受け、同僚のBさん(男性)に相談後、Dに対して拒絶の意思表示を示しました。ところが、今度はDからパワハラを受けるようになりました。Bさんは自分の上司に相談、会社に適切な対応を要望しました。

しかし、相談を受けた上司は1か月以上も放置、その後支配人も適切な対応をしませんでした。AさんとBさんは体調を崩して休職、その後退職。H社に対して損害賠償請求の裁判を起こしました。その結果、復職後の「安全配慮義務違反」と「申告放置による賠償責任」という判決が出たのです。(H社が控訴)。

プラダジャパンや明治安田生命保険では、ハラスメントや不正行為を本社に報告したために解雇された、ということで従業員が会社を訴えています。

相談員はもちろんのこと、管理職には部下からの相談・報告に適切に対応するスキルが求められています。 

6月1日(火)午後に実施するアトリエエムの「相談員セミナー」では、ハラスメントへの対応を丁寧にお伝えします。
企業や団体等で相談を受ける方や人事・総務担当者、関心のある方など、どなたでもご参加いただけます。
お早目にお申し込みください。

詳細はハラスメント相談員セミナーのページをご覧ください>>>

2010年5月 2日 (日)

『接写でござる』  鵜久森典妙写真展

100502blog

なんと豊かな表情!
「花」がこんなにも力強いなんてー新鮮な驚きです。

どれ一つとして同じ物はありません。一つひとつの花がしっかりと自分を表現しています。

その奥にあるのは
「生命(いのち)の連鎖」

映画プロデューサー・鵜久森典妙(うくもり のりたえ)さんの写真展が、神戸の平野で開催されています。
今回のテーマは『接写でござる』
ぎゃらりぃいっぱいに主張する120枚の花たちーまさに圧巻です。

鵜久森さん曰く「生きることは表現すること」。

「いちばぎゃらりぃ侑香」のオーナーで詩人の玉川侑香(たまがわゆか)さんの詩も素敵。
====
花は
美しいだけか
花は
可憐なだけか
花弁の奥に
秘められたしくみは
生命あふれる

====
■ 写真展が紹介されている神戸新聞(5月7日)はこちら>>>
「100507kobe.pdf」をダウンロード

■ 神戸新聞のサイトはこちら>>>
====
■ 鵜久森典妙写真展『接写でござる』
■ 日時:5月1日(土)から18日(火)(12日(水)は休み)11時から18時
■ 場所:いちばぎゃらりぃ侑香(TEL:078ー361ー5055)
   神戸市兵庫区神田町38の22(バス道東へ100m)
■ アクセス:JR三ノ宮駅より神戸市バス7系統乗車、
   JR神戸駅より7,9,11系統乗車、
   平野市場前バス停下車

2010年4月13日 (火)

メンタルヘルスとハラスメント「相談員セミナー」好評受付中!

100413blog


「社員の心の健康を害する」
これは、東証一部上場企業の人事部長1,000人に「パワハラが企業にもたらす損失」を尋ねた結果、一番多かった回答です。
(出所:中央労働災害防止協会 2005)

ハラスメントを受けたと職場の相談室を訪れる人の中には、うつ状態などのメンタルヘルスの不調を訴える人が少なくありません。
ハラスメント相談員には、傾聴やカウンセリングマインドなどの基本的な相談スキルに加えて、メンタルヘルスの知識も要求されます。
特に今増えている「現代型うつ病」とも呼ばれる「ディスチミア親和型」は「従来型うつ病」とは違う対処法が必要とされています。

相談員には、相談者の心身の不調にも配慮しながら、相談をうけるスキルが要求されるのです。

6月1日(火)のアトリエエム主催の「ハラスメント相談員セミナー」は、メンタルヘルスケアの知識も含めた相談員のスキルアップをめざしたセミナーです。

企業や団体等で相談を受ける方や関心のある方などどなたでもご参加いただけます。
定員(30人)になり次第締め切りますので、お早目にお申し込みください。
詳細については、ご遠慮なくアトリエエムにお問い合わせください。

=====

□日時: 2010年6月1日(火)12:30~16:30
□会場: 大阪産業創造館(大阪市) 5F研修室A・B
□講師: 三木 啓子 (アトリエエム株式会社代表取締役、産業カウンセラー)
□参加対象: ハラスメント相談窓口担当者
□参加費: 9,000円(税込)
□主催: アトリエエム株式会社

ハラスメント相談員セミナーのページはこちら>>

2010年3月29日 (月)

5,000冊達成! ポケット冊子、好評です!

100329blog

◆◆ 「ストップ!パワハラ 10,000人キャンペーン」実施中! ◆◆

2月1日の発売以来、ポケットサイズのパワハラ冊子『みんな、まじめに楽しく働きたい』のご注文を連日いただき、またたく間に5,000冊を皆さまにお届けしました。

「ストップ!パワハラ 10,000人キャンペーン」を展開、1万人の方に冊子をお届けしたいと呼びかけてきましたが、5合目に到達です。

「とてもわかりやすい」「当事者だけでなく、周囲の人たちの言動についても書かれているのは画期的」「セカンドハラスメントがよくわかった」「こんな冊子が欲しかった」「全従業員に持たせたい」「コンパクトで見やすい」などのご感想が寄せられています。

全管理職に配布した大阪府S市役所、T県庁、全従業員にと購入してくださった愛知県のN社、全教職員にセミナーと配布をした京都府のK大学、兵庫県のR大学、大阪府のS学園、他にも企業人権協議会等諸団体への配布や、労働組合での学習会など、様々な団体にご活用をいただいています。

新年度を迎えるこの時期、ハラスメントのない職場環境整備の一環にぜひご活用ください。

また、パワハラの被害を受けている方からもたくさんお問い合わせをいただいています。
どの機関にも相談できずに悩んでおられる人が非常に多いのです。
当事者の方に読んでいただきたいのと同時に、周囲の方にもぜひ読んでいただくようにお勧めしています。
解決方法の端緒がきっと見えてくることと思います。

この冊子の紹介記事を共同通信社が配信、各地の新聞で掲載されました。
3/19(金)の徳島新聞の記事をHPにアップしています。
その他の記事も発行元の許諾をいただき次第、随時アップします。ご覧ください。

徳島新聞の記事はこちら>>>

掲載紙をアップしている「新聞・ミニコミ」のページはこちら>>>

ポケット冊子を紹介している「販売物」のページはこちら>>>

2010年3月18日 (木)

媚びない美しさ-小倉遊亀

100318blog_6


遊亀という名は「亀が手や足をゆったりと動かして遊んでいるような、そんなおおらかな人生を・・・」という親の思いが込められているそうです。

105歳の人生を終えるまで、ずっと描き続けた小倉遊亀。彼女の100点の作品が兵庫県立美術館に展示されています。

彼女の作品はどれも本当に力強い。椿、梅、山茶花などの植物にも、葡萄、苺、花器などの静物にも生命力があふれています。

そんな中でも一番私が心を惹かれたのは、女性たちの姿でした。
ちょっと小生意気そうで、ちょっと投げやりで、でも、何物にも媚びずに、しっかりと主張している女性たちが不敵な笑みを浮かべているのです。

とりわけ鏡の中の自画像は、「まだまだ人生の折り返し点、しっかりと気張りなさいよ」と50歳の私に語りかけているようでした。

小倉遊亀展は4月4日(日)まで兵庫県立美術館で。HPはこちら>>>

2010年2月28日 (日)

続編『わたしとあなたと、黒い犬』

100228blog_2


パワハラを受けている被害者の方からのご相談も多いのですが、そのご家族や友人の方からのご相談もたくさん寄せられます。
「家族がパワハラを受けてうつ状態になっている、どう対応したらよいのでしょうか」と。

まずはご自分の考えや価値観をおしつけずに、じっくりとご本人のお話を聞くことが大事です。
同時に、支えているサポーターの方の健康も大切にしてください、とアドバイスしています。

ややもすれば、「何も力になってあげられない」と自分の力不足を責めたり、自分が楽しく暮らしていることに罪悪感を感じたりします。
でも、サポートをするためには、何よりもサポーターの心身の健康が第一なのです。
共倒れにならないためにも、自分の健康に気をつけて、そして専門家をはじめとする周囲の人たちの力を借りることが必要です。

アトリエエムでは、メンタルヘルス関連のセミナーも実施しています。お気軽にお問い合わせください。

マシュー・ジョンストンさんとパートナーのエインズリーさんが、家族などのサポーターのために描いた絵本です。


『わたしとあなたと、黒い犬』
マシュー&エインズリー・ジョンストン 著 岡本由香子訳
メディア総合研究所 2010年1月 発行

2010年2月23日 (火)

うつ病をわかりやすく描いた絵本『ぼくのなかの黒い犬』

100223blog_3


職場でパワハラを受けて、うつ病になる人が増加の一途をたどっています。

15人に一人が、一生のうちにかかるとも言われている「うつ病」。それぞれ症状の違いはあるものの、辛く、苦しい事には変わりません。
なぜこのような症状が続くのか、自分自身でも納得がいかず、なかなか回復しない状況にいらだち、悩み、自分自身を責めてしまいがちです。

そんな状況を「黒い犬」を登場させてわかりやすく解説した絵本が出版されました。

ちょっぴり愛嬌のある黒い大型犬がシャツのすそを引っ張ってジャマをしたり、体にのしかかって眠れなくしたり、急に現れてつきまとったり。。。
と、男性を苦しめます。そして黒い犬の大好物は、何とストレス!

イラストレーターのマシュー・ジョンストンさんが、20代半ばでうつ病に気付いてから軽快するまでの約20年間の経験を基に描いています。
うつ病特有の辛さや対処法などが、短い文章とあっさりとした絵で、わかりやすく描かれています。

「あなたや知人が黒い犬を連れているとしても、絶対にあきらめないで。現実を認め、家族や友人、医師の力を借りて根気よく歩き続けることで、必ず犬はしつけることができます」とマシューさんのメッセージ。

一度手にとって、ぜひご覧ください。お勧めの一冊です。

『ぼくのなかの黒い犬』マシュー・ジョンストン(オーストラリア在住) 著
メディア総合研究所 2009年11月 出版

2010年1月23日 (土)

「ストップ!パワハラ 10,000人キャンペーン」ポケット冊子を発行

100123blog_2
思い当たることはありませんか(ポケット冊子より抜粋)

□ 叱っても愛情を持っていればパワハラではない
□ 叱ったあとに、褒めたり慰めるなどのフォローをすればパワハラにはならない

□ 仕事に必要な情報を与えられない
□ 職場に行くのが苦痛でたまらない

□ 自分の前で他の人を怒らないでほしいと思っている
□ 職場の雰囲気に気を使うので、仕事に集中できない

□ 被害者は何でもパワハラだと言い立てるクレーマーだ
□ 「くよくよしないで、忘れたら」と被害者が前向きになれるように励ました

年間3万件ものパワハラ相談が、労働局に寄せられています。
パワハラを受けて、休職する人も増加の一途をたどっています。

パワハラ防止に向けて、アトリエエムでは「ストップ!パワハラ 10,000人キャンペーン」を展開します。
このたび、『みんな、まじめに楽しく働きたい』というタイトルのポケット冊子を発行しました。(B7版変形、32p、価格は100円(税別))

誰もが被害者にも、加害者にもなりえるパワハラ。
そして、被害者を励ますつもりの言動が、さらに被害者を追い詰める結果となってしまうセカンドハラスメント(二次被害)。
あなたは自分の周りで起こっているパワハラから目をそむけようとしていませんか。

自分自身の問題として、パワハラに向き合ってみる事が大切です。
もちろん、抜本的な解決のためには、組織としての取り組みが必要なのは言うまでもありません。

まずは、従業員一人ひとりがこの冊子を胸ポケットにしのばせて、パワハラのない職場環境への一歩を踏み出してください。
あなたのパワハラの悩みにお応えする一冊です。

■ 詳細はこちら>>

2010年1月17日 (日)

命までも奪ってしまうパワハラ

100117blog_2
3万人。
3万人以上もの人が1年間に自ら命を絶っています。
この中には職場でパワハラを受けて苦しんだ人も大勢含まれています。

職場でパワハラを受けている人に対して「上司は指導熱心な人だから」「あなたのためを思っての叱責」「それ位の事はみんな我慢をして仕事をしている」と被害者をより追い詰めるような言動をしていないでしょうか。
また、トラブルに関わりたくないからと、見て見ぬフリをするということはありませんか。
これはセカンドハラスメント(二次被害)です。

「最近の若い人は精神力が弱くなったから」と一般論に問題を置き換えてしまって、現実に起こっているパワハラを見過ごしてしまうこともよくあります。

アトリエエムのセミナーでは、セカンドハラスメントについても丁寧にお伝えしています。

「相手を病気にしてしまうコミュニケーション」とも言われるパワー・ハラスメント。
命さえも奪いかねないパワー・ハラスメント。

事業所としてパワハラ防止にどのように本気で取り組むのか。
パワハラ防止は、まさしく今、組織力を問われている問題だといえるのです。

6,434人の尊い命を瞬時に奪った阪神・淡路大震災から、15年目の朝を迎えました。

2010年1月 1日 (金)

今年もよろしくお願いします

100101blog
皆様明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりまして本当にありがとうございました。
昨年も、100回以上のハラスメント防止セミナーを企業、自治体、大学等で実施させていただき、ご好評をいただきました。

また、相談員の方や地方議員の方を対象としたセミナーなども実施。自治体でのハラスメント防止指針の制定にもつながり、多くのメディアでもご紹介いただきました。

「ハラスメントのない職場環境づくりのサポート」をテーマに、今年も皆様のお力になる様々なプログラムをご提供いたします。

本年も何卒よろしくお願い申しあげます。

□ DVD第二弾 新発売!(限定版)
『ハラスメント相談員セミナー Vol1 ~企業の緊急課題であるパワハラ、セクハラへの対応』(2枚組 133分)
詳細はこちら>>

□ 「ストップ!パワハラ 10,000人キャンペーン」 ポケット冊子を間もなく発行します。乞うご期待!

□ 「ハラスメント相談員セミナー Vol2」2010年6月1日(火)午後 開催決定!
詳細はこちら>>

2009年12月19日 (土)

新発売!DVD『ハラスメント相談員セミナー』

091219blog_2
10月6日(火)の午後に大阪産業創造館で「ハラスメント相談員セミナー」を実施しました。
とてもご好評で参加された皆さんからは異口同音に「具体的な内容でとてもわかりやすかった」「相談員にはとても高いスキルが求められるのだと改めて感じた」「ロールプレイでの実習指導がわかりやすくて、とても役にたった」などのご感想が寄せられました。
同時に、今回参加できなかった遠方の方たちからは、セミナーの内容をぜひDVDにしてほしい、とのご意見も多数いただきました。

そのようなご要望にお応えして、セミナーの三木の講義を収録したDVDを限定ながら発売することとなりました。
「ハラスメント相談員セミナー vol1.-企業の緊急課題であるパワハラ、セクハラへの対応-」2枚組です。
1枚目が「ハラスメントの基礎知識」(68分)
2枚目が「ハラスメントの相談における対応」(65分)
皆さまの事業所での相談担当者研修にぜひお役立てください。

また、このセミナーに共同通信社の記者が取材に来られていて、12月初旬に全国に記事が配信されました。
先週から今週にかけて各地の新聞に掲載されています。各新聞社の許諾を得たのち、随時HPにアップしますのでご覧ください。
記事(本文)は同じでも、見出しやレイアウト、写真の使い方など、それぞれ個性があって、なかなか楽しく読み比べることができます。

掲載新聞は
12月7日 熊本日日新聞(朝刊)
12月8日 静岡新聞(朝刊)
12月8日 四国新聞(夕刊)
12月12日 神戸新聞(朝刊)
12月15日 琉球新報(朝刊)
などです。

さらに、このようなセミナーを引き続き開催してほしい、とのお声も多く寄せられました。
来年度は6月1日(火)の午後に大阪産業創造館で実施予定です。
ぜひとも相談員の研修に有効にご活用ください。

□ DVDの発売についてのページはこちら>>
□ 新聞記事がアップされているページはこちら>>
□ 6月1日(火)の相談員セミナーについてのページはこちら>>

2009年12月11日 (金)

『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』

091211blog
□就業規則があるにも関わらず、残業が当たり前
□何日も徹夜が続くことがある
□必要経費が一切認められない
□従業員の出入りが激しい
(映画『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』オフィシャルサイトより抜粋)

小池撤平演じる「マ男」が入った会社は「こんな会社はあり得ない」と思ってしまうほどのパワハラ、セクハラ満載の「ブラック会社」。
でも、こんな酷い会社は山ほどある、というのが今の悲しい現実です。

私は連日たくさんの方からハラスメントのご相談を受けますが、本当に驚くような会社ばかりです。
でもほとんどの方は、パワハラを受けながらも、もう少し何とか頑張ってみよう、と踏ん張っておられます。

「今の若い人は転職に抵抗がなくなった」という管理職の声をよく聞きます。
本当に若い人たちは自ら望んで転職を選んでいるのでしょうか。私はそうではないと思います。
この不景気な時代、多くの人は一度入った会社でできるだけ長く働きたい、と思っているのです。

「8割以上の人が会社に「愛社精神」を持って入社するけれども、数年のうちには、5割にまで下がっている」というアンケート結果が先日報道されました。
新人のモチベーションを上げるのも下げるのも、まさに上司の腕次第、指導にかかっているのです。

映画『ブラック・・・』の「マ男」にとっての唯一の救いが「大丈夫?」とさりげなく声をかけてくれる先輩の存在でした。

パワハラをしっかりと認識できる人を、一人でも二人でも増やしていくことが、働きやすい職場環境へと変えていくのです。

『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』オフィシャルサイトはこちら>>
アトリエエムのパワハラの団体研修(講師派遣)のページはこちら>>

2009年11月30日 (月)

ハラスメント相談入門講座&相談会

091130blog
12月12日(土)の午前に、大阪市立生江人権文化センターで、相談入門講座が開催されます。

前半は「ハラスメントの基礎知識」。特にパワー・ハラスメントを中心に、どのようなことがハラスメントにあたるのか、その原因、最近の事例や判例などをロールプレイを交えてお伝えします。
後半は「ハラスメントの相談における対応」。相談を受ける時の留意点、二次被害、傾聴等についてお伝えします。

企業や学校、団体等で相談を受ける方、人権担当、防止対策担当の方のための講座です。
ハラスメントに関心のある方なら、どなたでもご参加ください。
詳細、お申込みは大阪市立生江人権文化センターへ。

=====

◇2009人権週間事業「ハラスメント相談入門講座&相談会」

◇「職場いじめの苦情が上がったが、どう対応していいかわからない」「加害者への対応や研修、職場の環境改善はどんな方法があるか」など、迷いやすいポイントについて、ロールプレイをまじえ、わかりやすく学びます。

■日時: 2009年12月12日(土)
(1)講座:10:00-12:00
(2)相談会:13:00-16:00(3件まで抽選)
■場所 大阪市立生江人権文化センター
〒535-0004 大阪市旭区生江3-17-2
大阪駅、中津、天満橋、都島などから大阪市営バスで約20分 「生江三丁目」下車 すぐ
TEL:06-6923-7373 FAX:06-6925-1648
■講師:三木 啓子(アトリエエム株式会社代表)
コーディネーター:長谷川美穂(大阪市生江人権協会)
相談担当 眞宅・岩崎・長谷川(大阪市生江人権協会)
■定員:30人(先着順)電話、ハガキ、FAXで
■参加費:500円(資料代)
■主催:社団法人大阪市人権協会、一般社団法人大阪市生江人権協会

□大阪市立生江人権文化センターのサイトはこちら>>

□チラシはこちら>>

□アトリエエムのセミナーのページはこちら>>

2009年11月21日 (土)

対象者に応じたセミナープログラムをご提供します

091121blog
仙台市役所では今月、管理職に対するパワー・ハラスメント研修を実施しています。
課長級と各課内の係長級職員1人の計400~500人を対象に6回に分けて行うというものです。

この背景には、仙台市職員労働組合が行ったパワー・ハラスメントについての実態調査があります。
実際にパワハラを受けたとする職員が1割、周囲で見聞きした職員は3割にのぼる、という実態が浮き彫りになりました。

「数ヶ月間、口もきかず、あいさつもしてもらえない」「お茶を飲みに誘われ『行かないと昇任に影響する』と言われた」などの訴えや「うつで休職した」「上司の前に出ると息苦しくなる」などの心身の不調を訴える回答も目立ちました。

市職員労働組合は7月、これらの調査結果とともに、「実態調査」「管理職と全職員を対象にした研修の実施」「第三者的な相談窓口の設置」などを求めた要求書を提出、これを受けて今回の研修となったものです。

これらのことは、4月19日と11月3日の読売新聞仙台版でも報じられています。

職員に対するこのような研修は本当に大切で、パワハラ防止に向けた取り組みの第一歩となるものです。
しかしながら大変残念なのは、対象が管理職といえども課長級以下の人という点です。
部長級以上の管理職にもこの研修は必要です。
また、研修の講師が専門家ではなく、市の職員というのも残念な点です。

アトリエエムでは、パワー・ハラスメント防止セミナーの専門家として、多様なセミナーをご提供しています。
大阪市西区のT社では、社長と取締役、部長級、課長級、主査級と職階別に少人数で何回もセミナーをさせていただきました。

それぞれの職階によって、パワー・ハラスメント防止への取り組みの役割りは変わってくるのです。
また、大学のセミナーでも、教員、職員、学生、相談担当者と様々な対象者にお応えしています。

アトリエエムでは、対象者や人数によって、ニーズに応じたセミナープログラムをご提供しています。
セミナー(講師派遣)に関して、ぜひお気軽にお問い合わせください。

アトリエエムの団体研修(講師派遣)のページはこちら>>

2009年10月23日 (金)

パワハラ防止規定を作る自治体が増加中

091023blog_2
「パワハラ防止規定を作る自治体が増加中」という記事が10月19日の毎日新聞(東京朝刊)に掲載され、三木のコメントも紹介されました。

アトリエエムでは、今年4月14日に市町村議員の方を対象にした「自治体政策特別セミナー 政治的課題としてのハラスメント防止対策」を開催し、各自治体の取り組みと課題についてのセミナーを実施しました。

今回の記事を書かれた毎日新聞の遠藤記者から改めて取材を受けましたので、三木からは主に課題についてお話させていただきました。

防止規定を作るときの課題はいくつかありますが、一つ目のポイントは、自治体の防止規定は「職員のためだけにとどめてはいけない」ということです。企業、市民の方の模範となって、率先して防止への取り組みを進めていく必要があるということ、そしてさらには、条例制定を見据えての取り組みにしなければならない、ということです。

二つ目は、非常勤、派遣職員等全ての職員を対象にした規定にすることです。
「パワハラ」というと、上司から部下へのパワハラだけと思いがちですが、正職員(正社員)から非常勤職員(非正社員)へのパワハラが今、急増しています。三人に一人以上が非常勤職員という現在、多くの非常勤職員がパワハラの被害を受けていることにしっかりと目を向けなければ、本当のパワハラ防止にはならないのです。

詳細については新聞記事をご覧ください。

毎日JPはこちら>>

アトリエエムのHPの「新聞・ミニコミ」のページはこちら>>

2009年10月12日 (月)

「カウンセリングマインドを持って、事実確認をする」

091012blog
「ロールプレイがとても勉強になりました」「時間の長さを感じない充実したセミナーでした」「資料がとても充実していて、良かった」
これは、10月6日(火)にアトリエエムが開催した「ハラスメント相談員セミナー」の参加者の方の声です。
当日は、大阪府内だけでなく、秋田県や徳島県から参加してくださった方もいて、皆さん熱心に講義に耳を傾け、ロールプレイに取り組んでおられました。

参加者が相談員の役になって、相談者からのセクハラ、パワハラの相談を聴き対応を学ぶ、というロールプレイをしました。
「カウンセリングマインドを持って、相談者に寄り添って話しを聴きながら、事実確認をする」
文字にすると、簡単なように見えますが、実際には高度なスキルが必要とされます。

相談員は、今回のようなセミナーに継続的に参加して、かつ、日々の学習とロールプレイでスキルを身につけていくことが必要です。
そして、相談員にとって一番大切なこと-それは自分自身の「心と体の健康」です。
自分自身が元気でいること、そしてしっかりと相談者の話を聴いて受け止めること、そこからハラスメントの解決が始まります。

今回参加された方たちには、学んだ事を生かしてハラスメントの防止と解決に向けて、それぞれの組織の中で率先的な役割を担っていただけたら嬉しいです。

アトリエエムでは、各事業所の実態とニーズに応じた「相談員セミナー」を実施しています。詳細はお気軽にお問い合わせください。
セミナー(研修)のお問い合わせ・申し込みはこちら>>

2009年10月 8日 (木)

『体感ヤマガタ』

091008blog
今日10月8日から山形は熱い一週間を迎えます。「山形国際ドキュメンタリー映画祭2009」の幕開けです。
1989年の山形市制100周年を記念してスタート、2年に1度の開催で丁度10回目。今年は110の国と地域から1141本の応募があったそうです。

その映画祭に魅せられずっと通い続けている川島信治さんが、映画祭への熱い思いを『体感ヤマガタ 世界を観つづけて20年』という本にして、出版しました。

三木と川島さんとの出会いは、やっぱり映像を通じて。
アトリエエムのDVD『パワー・ハラスメント そのときあなたは・・・』の製作をお願いした神戸の「映画製作委員会」のメンバーのお一人です。

川島さんの著書『体感ヤマガタ』には、映画の感想はもちろんのこと、市民と行政との協働での映画祭への取り組みの様子、舞台裏のこぼれ話、その時々の世界の情勢なども随所に盛り込まれていて、読み応えたっぷりの一冊です。

『体感ヤマガタ』のお問い合わせ・ご購入はアトリエエムへ>>

川島さんが紹介されている「ともも」のサイトはこちら>>

映画製作委員会のサイトはこちら>>

「山形国際ドキュメンタリー映画祭2009」のサイトはこちら>>

『パワー・ハラスメント そのときあなたは・・・』のご購入はこちら>>

2009年9月23日 (水)

クレオ大阪南でパワハラセミナー

090923blog
10月10日(土)の午後にクレオ大阪南(大阪市立男女共同参画センター南館)でパワハラセミナーが開催されます。
4時間と通常よりも、たっぷりと時間をとったセミナー。
メンタルヘルス等も含めて、パワハラへの対処法等について、丁寧にお伝えする予定です。
お申し込み、詳細はクレオ大阪南へ。
=====

◇「パワーハラスメント」は働く人の人権を傷つけられる行為です。このセミナーで「パワーハラスメント」の本質を理解し、パワハラに負けないためのスキルを身につけて快適に働ける自分力UPを実現しましょう!

■タイトル「自分力UP!パワハラ対策講座
~パワハラに負けないスキルを学ぶ!~」
■日時:2009年10月10日(土) 13:00~17:15
■場所:クレオ大阪南3F研修室
〒547-0026大阪市平野区喜連西6-2-33
大阪地下鉄谷町線喜連瓜破駅1番出口から北西南へ徒歩5分
■講師:三木啓子 (アトリエエム株式会社代表)
■参加費:無料
■申し込み:事前申込・お電話ください。(締切日:10月1日)
ホームページからも申込できます。
■申込み、問合せ:TEL 06-6705-1100
■一時保育あり(必要な方はその旨お伝えください)
■手話通訳あり(必要な方はその旨お伝えください)
■主催:大阪市

      
クレオ大阪南のサイトはこちら>>

2009年9月14日 (月)

CEDAWがセクハラの取り組みについて勧告

090914blog
女性へのあらゆる差別を禁止した「女性差別撤廃条約」が国連で採択されて今年で丁度30年。現在の締約国は186カ国にのぼります。
日本は1985年に条約を批准、男女雇用機会均等法や男女共同参画社会基本法などを整備してきました。
しかし、女性差別解消に向けた取り組みはまだまだ十分とは言えません。

国連の女性差別撤廃委員会(CEDAW)が、女性差別撤廃条約の日本での実施状況を審査、政府の取り組みを「不十分」とし、迅速に対応するようにと、勧告しました。

雇用の分野におけるセクシュアルハラスメントに関する項目も次のように勧告されています。

「職場でのセクシュアル・ハラスメントが横行していること、及びセクシュアル・ハラスメントを防止できなかった企業を特定する措置が法律に盛り込まれているものの、違反企業名の公表以外に法令遵守を強化するための制裁措置が設けられていないことに懸念を表明する」

事業所でのセクハラへの取り組みは様々です。初めて従業員研修をするという事業所もあれば、毎年繰り返し研修をしているという事業所もあります。

アトリエエムのセミナー(研修)では、基礎的な内容から、国際的な動向も含めたものまで、幅広いプログラムをご提供しています。
常にご依頼の事業所の多様なニーズにお応えしています。

まずはお気軽にお問い合わせください。

女性差別撤廃条約については下記のサイトをご覧ください。

内閣府男女共同参画局のサイトはこちら>>

「女性差別撤廃委員会の最終見解」はこちら>>

2009年9月 8日 (火)

「相談員セミナー」申込受付中です

090908blog
パワハラ、セクハラの相談を受けるとき、一番大事なことは何でしょうか。

カウンセリングマインドを持って、相談者の話を肯定的に受け止めながら、事実確認をしていかなければなりません。
二次被害を与えるような言動にも気をつけなければなりません。
まずは、相談員が適切に対応しなければ、ハラスメントを解決することはできません。

アトリエエムでは、10月6日(火)の午後に「ハラスメント相談員セミナー」を開催します。
相談窓口担当者、人事担当者だけでなく、相談を受ける方、ハラスメント対応に関心を持っておられる方など、個人でのご参加も歓迎です。

現在先着順でお申し込みを受け付けています。あと1か月となりました。できるだけ早くお申し込みください。

9月1日(火)の大阪日日新聞に告知記事が掲載されました。記事はこちら>>

セミナーのチラシ・申込書はこちら>>

======

ハラスメント相談員セミナ―
迅速・適正な解決に向けた相談 企業の緊急課題であるパワハラ、セクハラへの対応

●日時:2009年10月6日(火)12:30〜16:30
●会場:大阪産業創造館 (大阪市) 5F研修室D
     大阪市中央区本町1-4-5(地下鉄堺筋本町駅)
●定員:30人
●参加費:9,000円
●主催:アトリエエム株式会社
●講師:三木 啓子 (アトリエエム株式会社代表取締役)

<内容>
■1部:【ハラスメントの基礎知識】
どのようなことがハラスメントにあたるのか、その原因、最近の事例や使用者責任を問われた判例等を学びます。
■2部:【ハラスメントの相談における対応】
相談を受ける時の留意点、二次被害、傾聴、行為者へのヒアリング等について学びます。
■3部:【ロールプレイ・実習指導相談員、相談者、観察者となっての実習指導。セクハラとパワハラの事例を学びます。】

2009年8月28日 (金)

地域情報紙『ともも』がパワハラを取材

090828blog2
「えびす様」の総本社・西宮えびすのお膝元で愛され続けている地域情報紙『ともも』。
9月号の「ともも人物図」で、パワー・ハラスメント防止に取り組む三木の様子を取材してくださっています。

今や地域情報紙でのテーマになるほど、パワー・ハラスメントは年代や性別、雇用形態を問わず働く全ての人にとって、とても深刻で大切な問題だという認識が、広まってきているのを感じます。

『ともも』は長年にわたって、西宮市・芦屋市地域の信用のある役立つ情報を提供しながら、心に温かなものが広がる紙面づくりを続けておられるとのこと。
編集長の武地秀実さんは、とてもエネルギッシュで、素敵な方。
紙面づくりへの思いなどを、私の方から思わずあれこれ彼女にインタビューしてしまいました。

毎号とっても読み応えたっぷりの情報紙です。
各種新聞に折り込んで配布している他、西宮北口図書館、西宮市男女共同参画センターウェーブ、白水星の井戸(芦屋)、オファーメ(甲東園)などにも置いているとのこと、ぜひご覧ください。

三木の記事は『ともも』さんの許諾を得て、pdfでHPにもアップしていますのでご覧ください。

『ともも』の「人物図」の記事はこちら>>

『ともも』のHPサイトはこちら>>

2009年8月23日 (日)

パワハラ対策を市議会で質問

090822blog
8月30日の衆議院総選挙に向けて、各党からは様々な政策がうち出されています。私たちの労働環境や生活に直結している国政、しっかりと判断して選択したいと思います。

国政のみならず地方行政も私たちにとって、とても身近で大事な問題です。
パワー・ハラスメントの予防、対策についても行政機関でのもっと積極的な取り組みが必要です。
そのために、今年の4月14日には市町村議員の方を対象とした「自治体政策特別セミナー 政治的課題としてのハラスメント防止対策」を実施しました。

その模様は、時事通信社発行の冊子『地方行政』4月27日号で紹介されました。また、『月刊労働組合』5月号で三木が報告をしています。

『地方行政』4月27日号の記事はこちら>>

『月刊労働組合』5月号の記事はこちら>>

そのセミナ―の参加者、大阪府吹田市議の中本みちこさんが、5月の議会で市のパワハラ対策について質問をしました。

相談窓口の在り方、職員研修について、ガイドライン(防止指針)策定への考え、実態調査などについてです。
質問を受けて、吹田市では早速職員のパワハラ実態調査を行い、予防のための管理職研修を実施する運びとなりました。

中本みちこ議員(大阪府吹田市)のHPはこちら>>

吹田市議会事務局のHP(5月の議事録は9月アップ予定)はこちら>>

民間企業での取り組みももちろん大切ですが、行政機関が率先垂範して取り組みをし、企業・市民への啓発も行い、そして、ガイドライン、条例の制定というプロセスを進めていくことはとても重要な事です。

アトリエエムでは、企業や行政機関でのセミナー(研修)だけでなく、ガイドラインの策定、相談窓口業務の受託、条例の素案づくりなども手掛けています。

ハラスメント防止の事なら何でもお気軽にご相談ください。

2009年8月 9日 (日)

「いじめ、パワハラの実態-私たちはどう受け止めるべきか-」

090809blog
『月刊労働組合』8月号の特集は「職場から見た日本の民主主義」です。
編集部からの依頼で「いじめ、パワハラの実態-私たちはどう受け止めるべきか-」について原稿を書きました。

兵庫県内のある事業所のパワハラの実態を伝えながら、組織での対応、調査のあり方、予防等について書いています。
さらに、司法の場でのパワハラのとらえ方の違いについて、愛媛県の前田道路の裁判の一審と二審の判決の違いについても解説しています。

一審の松山地裁の判決は「所長として能力がない」「会社を辞めろ」と上司が繰り返し罵倒したことを「パワハラ」であるとして、会社に慰謝料の支払いを命じました。ところが、高松高裁の判決では、「厳しい改善指導は正当な指導の範囲」として、不法行為に当たらないとしました。まさに正反対の判決が出たのです。

今後、司法の場におけるパワハラの認識を妥当なものにしていく働きかけは必要です。
しかし、もっと大切なのが、組織内でいかに適切に対処するかが、労使共に問われている課題なのです。

では、どのように組織内で体制を作っていけばよいのでしょうか。
これに関しては、ぜひ三木の記事をお読みください。

発行元の許諾をいただいて、アトリエエムのHPの「新聞・ミニコミ」のページにアップしています。
新聞・ミニコミのページはこちら>>

記事はこちら>>

2009年7月31日 (金)

あなたの指導はパワハラになっていませんか

090731
「パワハラ」と「指導」の違い、いわば「グレーゾーン」に今、多くの人たちが戸惑っています。

広島市のサービス業のある会社で、パワハラの一日セミナー(研修)をさせていただきました。参加者は中間管理職の30人。上司から受ける指導、そして、部下への指導。それは従業員の能力を適正に生かす指導となっているのか、を職場の実態を通して考える、というものです。

午前はハラスメントの基本的講義とロールプレイを使ったセミナー。午後はパネルディスカッションとグループワーク。

職場で実際に起こったできごとを元に、上司と部下とのやりとりを再現したスタンツを見て、グループでディスカッション、全体共有、講評。これをいくつかの事例で考えていきます。

実際に自分たちの職場で起こった事例を考えることで、より身近にパワハラを考えることができ、実効的なセミナー(研修)となりました。

アトリエエムでは、60分のパワハラセミナー(研修)から1日セミナーまで、また、10人から150人まで、と、事業所の実態とニーズに応じた幅広いセミナープログラムをご提案いたします。お気軽にご相談ください。

2009年7月12日 (日)

セクハラ防止のための行動計画

090712blog
あなたは、セクハラを防止するには、どのような職場にすればよいと思いますか。
「お互いの人権を尊重できる職場」「風通しの良い職場」「些細なセクハラも許さない職場」etc.
では、「そのために、具体的に何をしますか」ということを考える研修をさせていただきました。

各事業所には、すでに「セクハラ防止指針(ガイドライン)」があることと思います。
2007年に改正された男女雇用機会均等法では「防止規定の作成」は事業主に対する措置義務となっていますから。
では、その指針をより実効的なものとするために、所属長として、自分自身は何を具体的に進めていくのか、取り組んでいくのか、ということを考えて「所属長としての行動指針・行動計画」作り上げていく研修です。

4時間の研修では、セクハラの基礎知識や裁判例を学ぶのはもちろんのこと、実際にセクハラが起こった時の具体的な対応をグループでケーススタディを通して考えました。
講師から一般的な話を一方的に聞くだけの研修ではなく、参加者自らが自分の部署の現状をしっかりととらえて、行動計画を立てるというものです。

今回の研修では、セクハラの本質を正しく理解し、セクハラを起こさせない事をもちろん学んでいただきました。加えて、万一セクハラが発生した時には二次被害等を起こすことなく、適切に対処していくスキルをも学んでいただく事ができました。

アトリエエムのセミナー(研修)はセクハラもパワハラも各事業所のニーズや実態に応じたプログラムをご提供しています。お気軽にご相談ください。

団体研修(講師派遣)のサイトはこちら>>

2009年7月 4日 (土)

ニキ・ド・サンファルのナナシリーズ

090704
友人たちと栃木県那須高原の「ニキ美術館」に行きました。鶯の鳴き声に迎えられて緑の小道を分け入っていくと、そこには別世界が広がっていました。

女性彫刻家「ニキ・ド・サンファル(1930-2002)」の作品が力強く、そして、かわいく迎えてくれました。彼女の作品はとても力強くて明るくそして楽しげで、前から後ろからと眺めていても、飽きることなく、時間が過ぎるのも忘れてしまうほどでした。

なかでも、お気に入りはやっぱり「ナナ」シリーズ。かわいくて、でも力強い表情豊かな「ナナ」たちが今にも駆け出していきそうでした。

ただ、とても残念なのは、8月末で美術館は閉館してしまうとのこと、それまでの間に多くの人に観ていただきたいと思います。

ニキ美術館のサイトはこちら>>

ニキのはじけるような作品を雑誌の表紙で紹介しているのが、フェミックスが発行している隔月刊誌『We』です。毎号読み応えたっぷりで、お薦めの雑誌です。

フェミックスのサイトはこちら>>

2009年6月24日 (水)

職場の崩壊を招くパワー・ハラスメント

090624
職場内でパワー・ハラスメントが発生したとき、被害を拡大させるか、食い止めるか、そのカギを握っているのは、まさに従業員一人ひとりです。

ハラスメントを受けて苦しんでいる人が、今、自分の目の前にいる、その時あなたはどうしますか。
「自分が若い時にはもっとひどい言動を受けても耐えていた」「仕事だからしんどいのは当たり前」といった、パワー・ハラスメントを容認して、被害者をさらに苦しめる「二次被害」を起こしていないでしょうか。
その言動は本当にパワハラではなく「指導」といえるものなのでしょうか。同じ言動を受けた時あなたは「愛のムチ」だと上司に感謝できるでしょうか。

パワー・ハラスメントを受けた人は「自分に能力がないからだ」と自分自身を責めたり、食欲や睡眠が十分にとれなくなってメンタル不全に陥ったりします。
あるいは、自分のストレスの矛先をより弱い者へと向けて「ハラスメントの連鎖」を起こす人もいます。

パワハラを放置していると、やがては職場の崩壊へと必ずつながっていきます。経営者はパワハラを「組織の問題」と考えて、対策を考える事が必要です。
従業員が「パワハラと指導の違い」「ハラスメントが発生したときの対応」等を学び職場内で共通認識を持つ事が、パワー・ハラスメントの防止へとつながっていくのです。

アトリエエムでは、各事業所のニーズに応じてセミナー(研修)プログラムをカスタマイズいたします。お気軽にご相談ください。

6月24日の毎日新聞「連載・辞めてくれ 職場のいじめ(下)-パワハラの連鎖 断つ-」でアトリエエムのセミナーが紹介されています。ぜひご覧ください。

毎日新聞の記事はこちら>>

記事がアップされている毎日JPのサイトはこちら>>

アトリエエムの団体研修(講師派遣)のページはこちら>>

パワハラの研修用DVDのページはこちら>>

2009年6月21日 (日)

『ハゲタカ』

090621
「誰かが言った、人生の悲劇は二つしかない。一つは金のない悲劇、そしてもう一つは金のある悲劇」

映画『ハゲタカ』を観ました。NHKドラマの『ハゲタカ』も観ていたのですが、映画には派遣労働者の問題も新たに盛り込まれていて、それはそれで時代を反映した内容にはなっていたのですが・・・何と言ってよいか、面白かったようで面白くなかったようで、面白くなかったようで、面白かったようで、という中途半端な感想を持ちました。

よく言われる言葉に「会社は誰のものか」と言う言葉があります。経営者のものなのか、株主のものなのか、従業員のものなのか云々と。仕組みから言うと株主のものなのでしょうけれど、それを批判するメッセージを発しているのが『ハゲタカ』なのかなと思いました。

私自身は常々会社は従業員のものだと思っています。だからこそ、従業員のモチベーションをいかにしてあげるかを、経営者は考えるべきなのです。それはハラスメントのない労働環境だということはもちろんの事ですが、同時に情報の共有化もあります。

「情報の共有化」というと、すぐに「守秘義務」や「個人情報」と言われます。そんな事は十分わかっています。それはそれで大切な事です。それとは違う意味での本当の「情報の共有化」いわば、「仕事の見える化」が必要なのです。

自分が今している仕事だけを断片的に知るのではなく、組織の中のどこに位置づけられていて、この仕事はどこに向かうのか、顧客にとってどのようなメリットをもたらすのか、ひいては社会にどのような影響を与えるのか、というプロセスを知っている時にこそモチベーションがアップするのです。

「仕事」というのは、当然の事ながら、私は自分自身のためにするものだと思います。が、それが同時に会社に利益をもたらし、社会にも利益をもたらしている、と実感できることが重要です。

あなたの事業所では、情報を的確に与えていますか。情報を与えない、情報が与えられない、というのは大きなパワー・ハラスメントです。

映画『ハゲタカ』のHPはこちら>>

2009年6月17日 (水)

信頼される相談窓口となっているでしょうか

090617blog
2007年4月に改正された「男女雇用機会均等法」は、セクシュアルハラスメントに対する対応を事業主への措置義務としています。9つ定められた指針の一つでは、相談窓口を設置することとなっています。

が、実際には相談員の方から「どのように相談を受けたらよいのかわからない」「セクハラだけでなく、パワハラの相談が増えてきた」「行為者へのヒアリングも相談員が担当するのでしょうか」などのご質問や悩みをよくお聞きします。

相談員が正しいスキルを持って、研さんを積んでいなければ、相談者から信頼を得ることはできず、適正な解決には結びつかず、相談者に対して二次被害を起こしてしまいかねません。

アトリエエムでは、10月6日(火)に、セクハラに加えてパワハラへの対応やロールプレイも含めた「相談員対象セミナー」を実施します。この機会にぜひご参加ください。現在申し込み受付中です。

ホームページのサイトはこちら>>

チラシ及びFAXでのお申込みはこちら>>
=====
ハラスメント相談員セミナー
「企業の緊急課題であるパワハラ、セクハラへの対応」
●日時:2009年10月6日(火)12:30~16:30
●会場:大阪産業創造館 5F研修室D
大阪市中央区本町1-4-5(地下鉄堺筋本町駅)
<内容>
■1部:【ハラスメントの基礎知識】
どのようなことがハラスメントにあたるのか、その原因、最近の事例や使用者責任を問われた判例等を学びます。
■2部:【ハラスメントの相談における対応】
相談を受ける時の留意点、二次被害、傾聴、行為者へのヒアリング等について学びます。
■3部:【ロールプレイ・実習指導】
相談員、相談者、観察者となっての実習指導。セクハラとパワハラの事例を学びます。
<講師> 三木 啓子 (アトリエエム株式会社代表取締役)
●参加対象:ハラスメント相談窓口担当者
●定員:30人
●参加費:9,000円
(お申し込み後、アトリエエムから参加確認票を送付しますので、それに従って参加費をお振込みください)
●主催:アトリエエム株式会社

男女雇用機会均等法ではセクハラ相談窓口の設置が事業主に義務付けられています。
経済状況が厳しくなる中、相談窓口の存在は重要性を増し、相談員に求められるものもより複雑になってきました。
セクハラはもとよりパワハラなど、ハラスメント全般への対応が求められます。
最近のハラスメントの事例や判例をもとに、相談現場における適切な対処法をロールプレイなどの手法を用いて学びます。

2009年6月10日 (水)

パワハラ等による「心の病」労災が過去最多

090610blog_2
職場でのパワハラやストレスが原因でうつ病などの精神疾患になったとして、2008年度に労災認定を受けた人が269人と過去最多となった、と8日に厚生労働省から発表されました。

また全国の労働局の「労働相談コーナー」にパワハラに関する相談が急増していることも併せて発表されました。
2008年度のパワハラの相談件数は33,242件、6年前の5倍となりました。

セクシュアルハラスメントのように法律がないから、国による定義がないから、「指導とパワハラの線引きが難しい」という声もよく聞きます。
が、考える時の基準は、相手の人格を否定していないかどうか、精神的苦痛を与えていないかどうか、ということが大きなポイントとなります。

「大声で部下を叱る」という行為は決して指導とは言えないでしょう。「何度言ってもわからないから大声で怒鳴るのだ」という声も聞きますが、冷静に静かに言っても部下が理解できないのであれば、大声で言ったからといって、理解できるわけではないのです。上司として業務の説明の仕方、指導の内容等を見直すことが必要でしょう。

また、他の従業員の前で見せしめ的に叱責するのもパワハラです。同様に、ミスをしたことをホワイトボードに名指しで書いたり、回覧することもパワハラです。
部下にとっては「又大声で怒鳴られるのではないだろうか」「又皆の前で叱責をされるのではないだろうか」とうい恐怖心と不安感で仕事を続けることによって、又同じミスをくり返してしまう、という悪循環に陥ってしまいます。
本人にとっては当然ながら、周囲の人にとっても働きにくい職場環境となり、結果的には会社の生産性をさげてしまうだけでしょう。

「指導とパワハラの違い」、これをまず管理職がパワー・ハラスメントセミナー(研修)を通して、しっかり認識し、マネジメントスキルを身に付けていくことが大切です。
アトリエエムでは、職場の実態やご要望に応じたセミナープログラムを準備しています。お気軽にご相談ください。

毎日jpはこちら>>

厚生労働省の発表のサイトはこちら>>

2009年5月30日 (土)

部下からの中傷での自殺は労災

090530blog_2
部下からの中傷が原因で自殺をしたことを「労災」だと認めた判決が出されました。

5月20日、東京地裁での判決です。自殺をしたのは小田急電鉄子会社の飲食店経営会社「小田急レストランシステム」に勤めていた男性(当時51歳)。97~98年に「金庫から金を盗んだ」「女性にセクハラをした」「盗んだビールを飲んだ」などと書かれた中傷ビラを部下にまかれたり、「奥さんはメガネをかけている」などと家族や本人に危害を与えるかのような発言をされ、男性は会社から事情を聴かれ事実無根と訴えましたが、異動を命じられ、直後の98年4月に自殺したというものです。

遺族が労働基準監督署に労災を申請しましたが、監督署は「業務外」と認定、今回の裁判で「業務上による労働災害」だとの判決が出たものです。

三木のブログでも何回かお伝えしていますが、「労災」に該当するかどうか、という時の判断基準が「職場における心理的負荷評価表」によるものです。3月までは「部下とのトラブル」は3段階のうちで一番負荷が軽い「Ⅰ」でしたが、4月の改定で中程度の強度である「Ⅱ」に変更されました。今回の改定ではパワー・ハラスメントにあたる「ひどいいじめ、嫌がらせ、または暴行を受けた」は一番強い「Ⅲ」として新設されています。

上司から、部下から、同僚からという区別ではなく、誰からもいじめや嫌がらせを受けることなく働くことができる職場環境を作っていかなければならない、というのは言うまでもありません。

まさしくそれがパワー・ハラスメントのない職場環境であり、そういう環境で従業員が安全に安心して働くことができる職場でこそ、生産性をあげていくことにもつながっていくのです。

2009年5月 8日 (金)

鵜久森写真館Ⅴ 『街路樹』

090508blog
笑っている。
叫んでいる。
微笑んでいる。

でも・・・怒っている樹は一つもない・・・ように私には思えました。
42本の樹が力強く、でも、優しく迎えてくれました。

アトリエエムのDVD『パワー・ハラスメント そのときあなたは・・・』の製作をサポートしてくださった「映画製作委員会」の映画プロデューサー・鵜久森典妙さんの写真展を神戸の平野に観に行きました。

写真はもとより、本棚にはたくさんの詩集が並び、いつまでいても飽きないような、とっても素敵な空間が広がっていました。

それもそのはず、「いちばぎゃらりぃ侑香」のオーナー・玉川侑香(たまがわゆか)さんは詩人で朗読家。『詩集 かなしみ祭り』『エッセイと詩 ここは生きるとこや 仮設住宅自治会長 安っさんを追って』など多くの作品を作っておられます。

写真展を観たあとは、有馬街道沿いの祇園神社に。百段近い階段はさすがに堪えたけれども、境内からの眺めは又格別でした。眼下に神戸の街とそして港が広がって・・・。すぐそばには、銭湯の赤い幟旗が何本もはためいていました。

久し振りに体も心もほっこりできたGWの一日でした。

*写真展の様子が5月8日の神戸新聞、5月10日の毎日新聞(神戸版)で紹介されています。

=====
鵜久森写真館 Ⅴ『街路樹』
月日:5月1日(金)から16日(土)(3日、10日は休み)
時間:11時から18時
場所:いちばぎゃらりぃ侑香(0783615055)
神戸市兵庫区下祇園町26の5 ふかみ商店2F(平野市場内)
アクセス:JR三ノ宮駅より神戸バス7系統乗車、
JR神戸駅より7,9,11系統乗車、
平野市場前バス停下車

2009年4月30日 (木)

上司からパワハラを受けた腹いせに部下にパワハラ

090430blog_2
「親の介護をするなら仕事を辞めろ」「拒否したら『バカ』『デブ』と仕事中に大声で言われるようになった」などのパワハラを上司から受けた職員が約1割にのぼる、という調査結果が出ました。周囲で見聞きした職員を含めると3割に。これは仙台市職員労働組合のパワハラ調査の結果です。4月19日に読売新聞(宮城県内版)で報道されました。

アンケート結果を詳細に見てみると驚くような言動が列記されています。「サービス残業を強要された」「高卒だからとバカにされた」「長時間立たされたまま皆の前で大声で叱責された」「わざと聞こえるような一人言で『君は能なしだからな』と言われた」など。

特に注目するのは、自分が直接パワハラを受けていなくても、周囲の人が受けている言動によって、同様に精神的苦痛を感じていることです。例えば「上司が他の職員を大声で怒鳴っていた。怖くて足が震え、逃げだしたくなった」「職員の誹謗中傷を大声で話していた。そのような話を聞かされると、自分も仕事にならない状況だった」など。

まさにパワハラを受けている当事者だけでなく、周囲の人たちの労働環境を悪くしている、ということが実態としてはっきりと浮き彫りになりました。

パワハラに関して、もう一つ非常に興味深い調査があります。中部地方のある県庁が全職員を対象に昨年3月に行ったアンケートです。そこには「パワハラを受けたことがありますか」という項目と同時に「パワハラをしたことがありますか」という項目が調査されています。124人(8%)の人が「パワハラをしたことがある」と答えているのです。

「どのようなパワハラをしましたか(複数回答)」には「叱責をくり返す-35人」「無視し続ける-18人」「ミスの注意に加え、人格まで否定する-11人」「他の職員と差別をする-8人」「仕事を与えない-7人」などが上がっています。

そしてさらに興味深いのが、「パワハラをしたことがある」と答た人へ、「どんなときにパワハラをしたのですか(複数回答)」という設問には「部下の仕事ぶりが悪いとき(69人)」「部下の勤務態度が悪いとき(35人)」に続いて「自分自身がイライラしていたとき(29人)」「部下と性格が合わないとき(16人)」と続き、人数が少ないながらも「自分も上司からパワハラを受けた腹いせ(八当たり)(2人)」「仕事が忙しかったとき」と回答しています。

アトリエエムのパワハラセミナーでもお伝えしていますが、まさに、「行為者個人の資質、問題」ではなく「組織の問題」である、そして「ハラスメントの連鎖」が調査でも明らかになっています。

「当社では、セクハラもパワハラも相談がありません」と事業所の人事担当者の方はよく言われます。が、「相談がない」ということは、「実際にハラスメントが発生していない」ということでは、決してないのです。

中部地方の県庁の調査でもハラスメントを受けて、誰かに相談したのは約半分、しかもそのうち専門の相談機関への相談は一番人数が少ないのです。

皆さんの事業所でも「ハラスメントの意識・実態調査」をされることをお勧めします。アトリエエムでは、「ハラスメントの調査・研究事業」も行っています。ぜひご相談ください。

2009年4月17日 (金)

各自治体で積極的な取り組みを

090417blog2
アトリエエムでは、2005年秋からパワー・ハラスメント予防セミナーを継続して実施してきました。民間企業、行政機関、教育機関等から依頼を受け、人材研修を年間約120回ほど行っています。その研修を通じて実感としてずっと感じていたことが、まさに「法整備」でした。

企業、自治体を問わず「法律」がないから積極的に取り組めない、あるいは、パワー・ハラスメントをどう定義してよいかわからない、と多くの方が戸惑っている、ということに気づきました。国による「法整備」はもちろんのことですが、自治体における取り組みももっと進める必要がある、との思いから今回議員の方を対象とした「自治体政策特別セミナー 政治的課題としてのハラスメント防止対策 理論、判例研究、実践まで」を実施しました。

セミナー当日は、近畿内の市議会議員さんだけでなく、福井県や香川県からもご参加くださいました。三木からは「パワー・ハラスメントの現状と判例研究」「精神障害等の労災認定の現状と経緯」「ハラスメントの防止対策」「各自治体の防止規程(ガイドライン)と通達」「海外の法整備」等について、ご説明しました。その後、兵庫県小野市職員の中村和子さんから「いじめ等防止条例」の解説、兵庫県西宮市議の四津谷薫さんから議会での質問の経緯をご報告いただきました。

これら一連の講義によって、参加の議員の方たちには、ご自分たちの自治体での現状、さらには防止対策として、どのような取り組みが必要なのか、ということを具体的に考えていただくことができました。特に自治体での制度は予算措置も必要であり、一朝一夕には変わらない事が多いのが現状ではありますが、より具体的な取り組み方法に気づいていただけたことは、大きな成果でした。

例えば、「庁内での意識・実態調査をする」「相談窓口を設置する」「相談窓口担当者の研修をする」「職員の研修をする」「防止規程(ガイドライン)を制定する」「条例を制定する」「職場のハラスメントだけでなく、子どものいじめも視野にいれた包括的な取り組みをすすめる」などです。

その後、グループワークで、情報交換をしつつ、自分自身が何をどう取り組んでいけばよいのか、といった短期・長期的な目標・課題を把握することができたことは本当に大きな成果でした。参加された議員の方たちにとって、すぐに政策提案ができる実効的なセミナーになったと思います。

アトリエエムでは、今後も理論のみならず、ハラスメント防止に向けた具体的で実効的な取り組みが広がっていくような事業を進めていきたいと思います。

四津谷薫議員(兵庫県西宮市)のブログはこちら>>

植田真紀議員(香川県高松市)のブログはこちら>>

2009年4月 9日 (木)

厚生労働省が通達

090408blog
4月6日に厚生労働省が各都道府県の労働局長宛に通達を出しました。
3月24日のブログでもお伝えをした「心理的負荷による精神障害等に係る業務上外の判断指針」の一部改正についてです。
厚生労働省のHPはこちら>>

12項目を新たに追加、現行の7項目について心理的負荷の強度を修正しています。
「ひどい嫌がらせ、いじめ、又は暴行を受けた」を新規に追加、強度を3としています。まさしくこれがパワー・ハラスメントに当たります。
このように一定の評価ができる項目はあるものの、残念ながら見直しが据え置かれたものもあります。

それが「セクシュアルハラスメントを受けた」のが2というものです。
パワー・ハラスメント同様、セクシュアルハラスメントも深刻な人権侵害であり、決して見過ごされるべきものではありません。
2007年に男女雇用機会均等法が改正されたとはいえ、あちこちの事業所で今なおセクハラが起こっています。
被害者の多くが重いPTSDに悩んだり、うつ病などの精神障害等になったり、退職せざるを得ないような状況に追い込まれています。
今回の見直しでは、この項目も実態に即して、3という強度にするべきにも関わらず、据え置かれてしまいました。
セクハラ行為と被害の深刻さが社会ではまだ十分に認識されていない、というのが現状なのです。

特にセクシュアルハラスメントの場合は、被害者が上司や相談窓口に相談をしたことによって、その後より酷いパワー・ハラスメントを受ける、ということがまだまだ多く見受けられます。
相談担当者からの二次被害、上司を始め周囲の人たちからの無視や嫌がらせ、そして被害者の雇用契約を打ち切ったり、自ら退職するように仕向けるなど。
それが訴訟などになることも多いのです。

パワハラもセクハラももちろん、起こさない、起こさせないのが一番大切ですが、万一発生した場合、その後の組織の対応が大きく問われます。
相談窓口を設置するだけでなく、相談担当者のきちんとした研修が非常に大切になるのです。

アトリエエムでは、10月に大阪市内で「ハラスメント相談窓口担当者」を対象としたセミナーを実施します。
詳細はお問い合わせください。

2009年4月 1日 (水)

政治的課題としてのハラスメント防止セミナー

090401blog
桜の便りと共に新年度がスタートしました。

アトリエエムが昨年製作したDVD『パワー・ハラスメント そのときあなたは・・・』は120枚以上をご購入いただきました。
(DVDの詳細はこちらをご覧ください>>)
また、ハラスメントのセミナー(人材研修)も2008年度中に、約120回実施させていただきました。

DVDのご購入先は、図書館、男女共同参画センター、人権センター、自治体、そして民間企業と多岐にわたっています。
企業の業種も製造業、サービス業など様々です。また、各支店で活用するため、複数枚ご購入いただいた企業もありました。

セミナー(人材研修)も同様に様々な業種や規模の事業所からお申し込みをいただきました。
まさしく今、ハラスメント対策は社会的な問題であり、事業所にとっても喫緊に取り組むべき課題であることを痛感した1年でした。

折しもパワー・ハラスメント防止指針(通達も含む)が岩手県、富山県、兵庫県、和歌山県、大分県、熊本県、佐賀県の7つの県で制定され、厚生労働省も労災認定の基準となる「職場における心理的負荷評価表」を4月から修正します。
少しずつではありますが、パワー・ハラスメントの防止対策を講ずる機関が増えてきています。
今後はさらに、国や自治体において、法律や条例の整備が求められるところです。

そのような状況を鑑みて、アトリエエムでは、政治的課題としてのハラスメント防止の取り組みを考えるセミナーを4月14日に実施いたします。
(詳細はこちらをご覧ください>>)

その後も、6月には福岡県でのセミナー、10月には相談窓口担当者を対象としたセミナーなど、ハラスメント防止に向けてのより実効的なセミナーを実施していきます。
当社のセミナーを皆様の事業所のハラスメント防止対策にぜひともお役立ていただければと思います。

さらに、4月から当社にも新しいスタッフが加わります。今まで以上により迅速に皆様に情報をお伝えしていく体制をつくっていきたいと思います。

今年度も引き続き皆様のご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申しあげます。

2009年3月24日 (火)

精神労災基準にパワハラを追加

090324blog
厚生労働省は3月19日、仕事を原因とするうつ病などの精神疾患や自殺の労災認定基準を10年ぶりに見直すことを決めました。
ストレスの強さを客観的に評価する「心理的負荷評価表」の項目を31から43に増やし、最も強いストレスの例としてパワー・ハラスメントを新たに追加しています。

この評価表は、各項目毎にストレスの負荷を3段階で判定しているものです。(1が軽度、2が中度、3が強度)
ハラスメントなどの対人関係のトラブルにおいては、具体的には、現行では「セクシュアルハラスメントを受けた」「上司とのトラブルがあった」が2、「部下とのトラブルがあった」「同僚とのトラブルがあった」が1となっています。
これを「部下とのトラブルがあった」を2に変更、さらに追加項目として「ひどい嫌がらせ、いじめ、又は暴行を受けた」を3としています。
まさしくこれがパワー・ハラスメントにあたります。他にも「違法行為を強要された(2)」「複数名で担当していた業務を一人で担当するようになった(2)」等が新たに追加となっています。

2007年の秋に、上司からパワー・ハラスメントを受けて、うつ病になり自殺をした事が「労災」である、との判決が裁判所で相次いで出されました。
それを受けて、2008年2月には厚生労働省が通達を出しています。そこには「ひどいいじめと認められる場合は、心理的負荷の強度が3に該当するものである」と明記されています。
その後、2008年12月から心理的負荷評価表を見直す検討会を3回にわたって開催、検証・検討を行った結果、今回の見直しとなったわけです。

今回の見直しにおいても、評価する出来事を発症前6か月に限定している点は変更されないなど、不十分な点はまだまだありますが、現行よりは一歩すすんだ内容になっているとは思います。

ただ、一番大切なこと、それはいくら「労災」と認定されたとしても、失われた命はもう戻ってはこない、という事です。
職場で決してパワー・ハラスメントを起こさせない、そしてもし発生してしまった場合には、迅速で適切な対応が求められる、というのは言うまでもありません。
未然の予防として、ぜひアトリエエムのパワー・ハラスメントセミナーやDVDをご活用いただきたいと思います。

なお、新評価表は、近日中に厚生労働省のHPにもアップされるそうです。また、FAXで送ってもらうこともできます。

現行の評価表がアップされている厚生労働省のサイトはこちら>>

この件を報じているサイトはこちら

asahi.com>>

mainichi.jp>>

nikkei.net>>

2009年3月20日 (金)

57分45秒

090320blog
57分45秒。快晴の3月15日「ABC万国博マラソン大会2009」の10キロのレースに参加しました。
記録はちょっと不本意ながらも(55分を切りたかった!)たくさんのランナーたちと共に気持ちの良い汗をかきました。

約10年ぶりにジョギングを再開したのが、去年の秋。それから「ユニセフカップ 2008西宮国際ハーフマラソン」「2008吹田万博国際ふれあいマラソン」「ユニセフカップ 2009神戸バレンタイン・ラブラン」そして今回の万博と、いずれも10キロのレースに参加してきました。

長いブランクがあったので、走り続けることができるだろうか、と当初は体力的にも、気力的にもとても不安がありました。練習を億劫に感じてしまうこともしばしば。特に冬の寒い日などは「もう今日はジョギングを休もうかな」と思ったのも一度や二度ではありません。

そういう時に限って、ジョギング仲間からメールが入ってくるのです。「今、走っていい汗かいてきました。三木さんも頑張っていますか」と。
それを読んで「私も頑張らなくちゃ!」と慌てて飛び出していきます。
一人だったら挫折していたかも、と思ったことも何度かありました。
仲間がいる、というのは本当に励まされるものです。一緒に頑張れる仲間がいる、頑張っている自分を認めてくれている、というのは大きなエネルギーとなります。

ハラスメントを受けた時も同じです。自分を認めてくれる人がいる、というのは失われた自尊心を回復させてくれます。
しんどい時、辛い時は、一人で抱え込まずに、まずは誰かに今の気持ちをそのまま話してみてください。
すぐに解決に結びつかなくても、元気を取り戻して解決の糸口が見えてくることにつながります。
もちろん、身近にご相談できる人がいれば一番良いのですが、それが難しい時には、遠慮なくアトリエエムにもご相談ください。

2009年3月10日 (火)

「仕事に必要な情報を与えない」ことはパワー・ハラスメント

090310blog
最近は大阪のみならず、各地の企業や自治体からのセミナー依頼も随分増えてきました。今年になってからも、大分、鳥取、愛知、兵庫、広島等にお伺いしました。
その折には、いつも多くの方たちとお話をさせていただきますが、どの地域でもハラスメントへの関心の高さが伺えます。
と、同時に「ハラスメントに関する情報があまり入ってこない」というお声もよく聞きます。

アトリエエムでは、国内の各地での状況や裁判の判例のみならず、海外での法制化や国際会議などの動きも含めて、セミナーやHPでも皆様にお伝えしています。
どうぞお気軽にお問い合わせください。

「情報」というのは非常に大切なものです。職場においても、「仕事を遂行するうえで必要な情報を与えない」というのはまさしくパワー・ハラスメントです。

折しも3月3日の朝日新聞の広島版には「パワハラ 企業の損失」との見出しで、秋山千佳記者がアトリエエムと三木を詳しくご紹介してくださっています。
インターネットでも配信されていますので、多くの方に見ていただいて、ハラスメント防止への取り組みに役立てていただけたらと思います。

新聞記事はこちらをご覧ください>>

また「アサヒコム」→「マイタウン」→「広島」→「ピックアップ」あるいは「ニュース一覧」 でもみる事ができます。

2009年3月 8日 (日)

パワー・ハラスメント防止指針

090308blog
兵庫県は2月16日に「パワー・ハラスメントの防止に向けた取扱指針」を制定しました。
これは、「パワー・ハラスメントの防止に向けた取り組みを定めることにより、働きやすい良好な執務環境づくりを促進すること」目的として定めています。

「パワー・ハラスメントの判断の基準及び言動例」を具体的に列挙し、「所属長の責務」「職員が取り組むべき事項」さらには「苦情・相談への対応」そして「懲戒処分」等を明記しています。
大分県でも同様に「ハラスメント防止要綱」が2月6日から施行されています。
また、兵庫県西宮市のよつや薫議員は、「職場におけるパワー・ハラスメントについて」の一般質問を3月議会で行いました。

三木が常々セミナーでも皆様にお伝えしてきていることですが、各事業所における防止指針(ガイドライン)の作成、そして自治体における条例制定に向けて、今ようやく動き始めた、という感があります。
このような取り組みを各地で、そして民間企業でも推し進めていくためにも、アトリエエムは今まで同様、指針作成、窓口設置、条例制定に向けた事業の具体的なお手伝いをしていきたいと思っています。

指針や外部窓口の設置をご検討をされている事業所はどうぞいつでもアトリエエムにお問い合わせください。

また、4月14日には「政治的課題としてのハラスメント防止対策」を考える特別セミナーも実施いたします。
参加対象を「市町村議会議員」としていますが、ご関心のある方はどなたでもご参加いただけます。
お申し込みを受付中です。
詳細はアトリエエムのHPをご覧ください。HPへ>>

2009年2月 5日 (木)

相談体制の確立

090205blog
大阪府立高津高校の教職員10人が、府初の民間人元校長からパワー・ハラスメントなどを受けたとして、大阪弁護士会に人権救済を申し立てていました。
同会は府教育委員会に対して、苦情に対応できる相談体制の確立を求める勧告書を昨年12月26日に出しました。(1月14日報道)

同会では次のように勧告しています。
「元校長は『私の気にくわないことを言うなら、今すぐ異動希望を出せ』と怒鳴ったり、教諭に筆立てをなげつけたり、学年主任を指導する際に、机上のガラスをたたくなどのパワー・ハラスメントによって、教職員に精神的苦痛を与えた。さらには、府教委は、教職員から相談を受け問題を認識しながらも対策を講じることなく放置していた。教職員や児童生徒の苦情に対応できる相談体制の確立や第三者機関を設置し、人権侵害の発生を防止する体制を確立すべきである」

さて、皆さんの事業所のセクシュアルハラスメントの相談窓口は適正に機能しているでしょうか。
セクシュアルハラスメントやパワー・ハラスメントを受けたり、見聞きした時に、安心して相談ができる体制になっているでしょうか。

男女雇用機会均等法が2007年4月に改正されてから、セクシュアルハラスメントに対する対応は事業主の措置義務となりました。
それを受けて、多くの事業所で相談窓口が設置されてきました。が、そこで相談を受ける相談員の研修が追い付かず、「相談を受ける自信がない」という相談員の悩みをよく耳にします。
同時に、それは「安心して相談ができない」という従業員の悩みでもあるわけです。

相談員にはセクシュアルハラスメントの正しい知識はもちろんのこと、「傾聴」を初めとする「相談を受ける」ための専門的なスキルが必要です。
それらは「相談員研修」を1回受けただけで、身に付くものではありません。継続的な学習とトレーニングが必要です。

皆さんの事業所でも、従業員・管理職に対するセクシュアルハラスメント研修だけでなく、ぜひとも相談員研修にもきちんと取り組んでいく体制を整えていただきたいと思います。

「当社では、セクシュアルハラスメントの相談が1件もないのです」と、担当者が誇らしげにおっしゃる時があります。でも、「相談がない イコール セクシュアルハラスメントがない」というわけでは決してないのです。
それは「安心して相談ができる窓口」と従業員が感じていないのかもしれないのですから。

アトリエエムでは、外部機関として相談を受けたり、相談員セミナーを実施したりしています。お気軽にお問い合わせください。

2009年1月30日 (金)

ユニバーサルデザイン(日本語字幕付DVD)

090130blog
アトリエエムが職場研修用として製作したDVD『パワー・ハラスメント そのときあなたは・・・』の日本語字幕付DVDを今年1月から販売しています。
ユニバーサルデザインの一環として製作しましたが、販売と同時にご注文を続々といただき、皆さんが待ち望んでおられたのだと実感した1か月でもありました。

解説やナレーションなど全編にわたって、日本語の字幕をつけています。図書館や男女共同参画センター、人権センターなどの公共施設等からご注文をいただくことが多く、市民の方に広くご利用いただけることを嬉しく思っています。

また同時に、「VHS(ビデオ)の字幕付」と「VHS(ビデオ)の字幕無」も販売しています。
こちらもご注文をたくさんいただいています。DVDが随分普及してきたとはいえ、まだまだVHSを利用されている事業所も多いようです。

ユニバーサルデザインは「できるだけ多くの人が利用可能であるようなデザインにすること」を基本コンセプトとしています。
より多くの方にパワー・ハラスメントの実態を知っていただき、ハラスメントのない職場環境づくりに活用していただきたいと思っています。

詳細はアトリエエムのホームページの「販売物」のページをご覧ください。

2009年1月17日 (土)

あの日から14回目の朝

090117blog_5
ドスン!と私は突き上げられるような衝撃で目が覚めました。あの日、14年前の5:46。とっさに傍らに眠っていた子どもたち(当時8歳と4歳)の頭から布団をかぶせて、抱きかかえながら、早くおさまるのをひたらすら願っていました。

とてつもなく長い長い時間のように感じた1分間。ようやく揺れがおさまり、あたりを見回すと、物が散乱、食器が割れて、と家の中は驚くような状態になっていました。

とりあえずテレビをつけたものの、まだ何も詳しい様子はわからず・・・でも、その後、徐々に報道された神戸の様子は俄かには信じられない惨状ばかりでした。

当時、私が住んでいた吹田市は震度5。震度7強の揺れはどんなに恐ろしかったことでしょう。家屋が潰され、本当に一瞬にして、人生半ばで道を断たれた方たちの無念さを思うと胸が苦しくなります。

あの日から安全やボランティアに対する私たちの認識は大きく変わりました。現在自主防災の組織率は全国で約7割、でも、認知度はまだまだ低く、課題も山積です。

あまりにも大きな犠牲を払って阪神大震災が私たちに残してくれた教訓を考えながら、今日1月17日を過ごしたいと思います。

2009年1月12日 (月)

戎さん

090112blog
1月10日は大阪市内の会社で、パワー・ハラスメントセミナー(団体研修)をさせていただきました。
その後、今宮戎へお参りに。参道も境内も商売繁盛を願うたくさんの人たちであふれ返っていました。戎さん(えべっさん)にはよくお参りに行くのですが、今年は不況を反映してか、こころなしか皆さんの顔も曇っているようにみえました。

近畿2府4県内の2008年の年間倒産件数(負債1,000万円以上、法的整理のみ)は、前年比10.3%増の3,284件と過去最多となりました。(帝国データバンク大阪支社、1月9日発表)今年は少しでも景気回復を望みたいものです。

大阪はまさに「商売の町」。大きな企業はもちろんのこと、たくさんの中小・零細企業があります。大企業からの下請け、孫請けの企業が多いのですが、今いとも簡単に受注を減らされて、経営に四苦八苦している会社がたくさんあります。

パワー・ハラスメントの「パワー」という言葉はもちろん「力」という意味もありますが、もう一つの意味として「権力」という意味もあります。従業員にとって、管理職は大きな「権力」となります。同様に、下請け企業にとっては、発注元である大企業は、やはり大きな権力となるのです。

急激で理不尽な発注減も、まさにパワー・ハラスメントといえるものなのです。

2009年1月10日 (土)

法律と社会

090110blog_3
年末年始の休暇をはさんで、新旧4本の映画を観ました。

『この自由な世界で』(監督:ケン・ローチ)
『BOY A』(監督:ジョン・クローリー )
『西の魔女が死んだ』  (監督:長崎 俊一)
『白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々』(監督:マルク・ローテムント)

どれも見ごたえたっぷりの映画でした。
特に「法律」と「社会」との関係を色々と考えさせられました。
もちろん法律は守らなければならないし、違反をした場合には相応の処分が下されるのは当然だと思います。
が、その法律そのものが、誰のための法律なのか、誰の生活を守るためのものか、ということもしっかりと考える必要があると思うのです。

法律はその時代の一部の権力者にとって、いとも簡単に都合よく変えられてしまう可能性も十分にあるからです。とはいうものの、人が作ったものである以上、より良く法律を変えていくこともできるし、又変えていく責任も私たち一人ひとりにあるのではないかと思います。

今、日本では年末から多くの派遣社員が契約を打ち切られる、という驚くような状況になっています。
「契約終了」というのは、法律上では何ら問題はないのかもしれません。でも、このような非人道的な法律が許される社会であってはいけないと思うのです。

働者が安心して働ける職場、それこそがまさしくパワー・ハラスメントのない職場だといえるからです。

«本年もよろしくお願いいたします。

2012年5月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
フォト
無料ブログはココログ